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どう見てもバオバブな

授業が終わった後、ふとプリンタのベッドを見て笑ってしまった。「これ……どう見てもバオバブの木じゃない?」ホント3Dプリンタは面白すぎる。

きっかけは、ふとした思いつき。
3Dプリンタで栞を作ってみようとしたのだ。前回はフクロウのペリットを機にフクロウの栞をつくって使っていた。せっかくなのでもう少し気の利いたデザインにしようと、モチーフをファスナー。

印刷をはじめると、不自然に伸びたサポート構造。無理やり保たれるバランス。空中で停止するファスナー。

まるでバオバブの幹の太いバオバブの木のように見えてしまったのだ。なので捨てないでとっておいたw

授業をしていると、「形に理由がある」ということを何度も教えられる。葉の広がり、根の張り方、光の取り方。
そして今回、プリント中の意図してない構造物が、自然の形と似ていることに気づいてしまった。

人工的に生成されたサポート材が、あまりにも自然っぽい。
自然がいかに効率的で、しかも美しい構造を持っているかが、こんな場面で浮かび上がるとは思わなかった。

完成したファスナー型しおりは、早速活用されている。今は並行して何冊も読むということがないので、一個あれば十分なのだが
机の上にあと2個転がっている。

職場の同僚、生物教師が机の上の自分はバオバブだと思っているものを見て「あれって・・・」という同じ反応。これは確実に「職業病」だと認識。

構造と形態を教えるときの最高の導入教材になった。「植物の形は機能を持つ」という感じだな。
結局、栞を作ろうとして、バオバブができたというまさかのオチでした。さて、あとは白いフィラメントしかないので、木材の色のフィラメントを購入するのか、それとも色を塗るのか・・・迷うなぁ。

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