Wisdom96 Blog Version5

Don’t you wonder sometimes ?

動物 動物園 水族館 旅行記録

台湾視察11

食事が終わったら「淡水」というところに移動しました。干潟があるような場所で、きっと台風の時にはとてつもない状況になっていたでしょうが、この時には波はちょっと収まっていましたが、水の量がずいぶん多い印象でした。これはあとで「干満差」ということを実感しましたが。台風の関係の気圧なのかと思いましたが、主因は違ったようです。

さらに波は結構高めで、対岸までのフェリーは一社しか運行していませんでした。20分ほどの距離です。

乗り場前、これはきっと台風のせいだよね。綺麗な花が落ちていました。アオイ科でしょうね。ハイビスカスみたいな感じです。

干潟で期待したのはやはりマングローブとそれに伴う「シオマネキ」や「ハゼ」の仲間かな。

レンタル自転車で回りました。

マングローブは商業施設がなくなったあたりからたくさん目にしました。サイクリングロードは前日の台風で冠水しているような場所もありましたが、それよりも辛かったのは「強風」による砂。まるでサンドブラストのような感じで、直接頭皮が削られる感じでした。もちろん汗をかいていますので、その砂はサラサラと落ちることなく、頭皮にまとわりついたままです。どっちが良いかですね、髪の毛が砂まみれになるのとw。

そんな水没したところを進み、終端まで行ったところで自転車を降りてウロウロすると、動物よりもこんな感じの植物が気になりました。なんでしょう?風の影響なのか、ゴロゴロ転がっているものもありました。

でも、何がひどいってサンドブラストです。動物たちが意外に見えないので、すでにくる途中で確認済みのマングローブ林を見ながら帰ることにしました。

花が咲いているのはこんな感じです。可憐な花ですよね。ちょっとぬかるみに入る勇気がないのでニオイを確認することができませんでした。

でも、その下にはこんな感じでカニの仲間たちがたくさんいます。足音か振動、影なのか分かりませんが一度は一斉に引っ込みますが、割と早めにまた出てきます。正直しゃがみこんで足が痺れないのであればずっと見ていられる感じです。

ハゼの仲間もたくさんいます。この動きもまあ本当に面白いのです。這い跡も見ることができます。

失礼してカニを一匹捕まえてみましたが、小さいながらパワーがありました。

戻る途中に黒猫が小さなサギを狙っていました。残念ながら同じフレームに収めることができませんでしたが、捕獲の瞬間を見ることはできず、猫が諦めて藪の中に去っていきました。きっとこういうシーンもたくさんあるんだろうなと思います。

干潟面白いなというのが率直な感想です。

台湾の話ではありませんが、仁川国際空港に降りる前に、機窓には広大な干潟が広がります。これを見るたびに、韓国の街中を彷徨くのではなく、個々の観察に行ってみたいなと思います。近くにはたくさんの海鮮の店があるようですし。でも日本語・英語通じないという話もあるので躊躇してしまうのです。今回のように漢字だと「類推」できるのですが、ハングルはからっきしダメなんです。機能的にできた文字だという話を聞きますし、一時韓国語講座的な番組を見ていたこともあるのですが全然ハマらなかったんですよね。

前任校の中学生が教えてくれたこともあったりで、やる気の問題なのはわかっているのですが。

そうそう、レンタル自転車屋さんでもらったミネラルウォーターなかったらやばかったな。本当に暑かったです。

そういえば、向こう岸にいた鳥を写真で確認するとアジサシの仲間です。なかなか見る機会がないのでみられてよかったです。船についてくる個体もありました。でもこれ100mmのマクロレンズなのでダメです、全然。撮影目的で望遠持っていきたいな、やはり。

そういえば、淡水の市場にはこんなものが売られていました。片方は生きていて片方はおもちゃ。この後、カエルたちは夜市で見かけることになりましたが、カエルのおもちゃと一緒に売られているのは萎えますよね。ウシガエルたちはもう絶対に食べられてしまって、この世にはいないのだろうと思います。今回の滞在中には味見しませんでした。

自然科学ランキング
自然科学ランキング

返信する

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です