近くのスーパーマーケット??(魚と野菜に特化しています)のSNSに「サメ入荷」という話がありました。もちろん速攻で食いついてしまいました。
「皮譲ってもらえませんか?A4位の大きさ」というオーダーを入れておきました。
サメは色々な種類のものを食べているのだと思いますが…意図せずにも含めて…直接目にすることはそれほどありません。
せっかくのチャンスなので、もちろん「肉」も買います。
この歯が見事です。ステープラー的にどんどん新しいのが出てくるしくみですね。これ欲しいですが、タイミング的に今は無理なんで。
店に行くとこんな感じで展示されていました。でかいサメですね。モウカザメでしょうか??このデカさのサメは解剖したことがありません。胃の中に何がはいっていたのかなど興味はありますが、お店はもちろんそんなことに興味ないでしょうけれど。
頭部のプツプツは側線だったりしそうですね。軟骨魚類だし、かなり特殊なからだのつくりをしています。
魚屋さんも「サメの密度は高い!」って話をしていました。ズッシリです。肉質もそうなんです。(写真も撮り忘れました…最悪です。)
何故今サメの皮に食いつくかというと、こんなニュースがあったからです。
世界初の技術“サメ肌塗装”でCO2削減へ JALがJAXAなどと航空機で実証実験(日テレNEWS) – Yahoo!ニュース
機体全面に塗っってうまくいった場合、1回のフライトでおよそ2%の二酸化炭素の削減ができるとしています。たった2%かとなるか、凄いとなるかは人の感覚で違うでしょうが、凄いなと思います。化石燃料を使って飛ぶ以外今の時点では方法がないので、2%でも大きな変化です。そもそも排出量が尋常な量ではないでしょうから。
こういう技術は「生体摸倣技術・バイオミメティック」と呼んでいて、目立ちませんが色々なところで活用されています。
その昔、レーザーレーサという水着が問題になりました。その時もこの「サメ皮」で水の抵抗を減らすという話でした。
照明のあて方で随分様子が変わりますが、これは楯鱗と呼ばれています。真皮から突出した象牙質をエナメル質が表面を覆い、歯と似たような構図になります。
今回の考えと基本的には同じですね。こんな話をするときに、もちろん実物があった方が良いに決まっています。
先日、理科部会の役員会があって、しばらく休眠状態にあった北海道理科サークルWisdom96を、Wisdom23として復活させ、月に一度は顔を合わせて定例会という動きが稼働しました。その第一回の例会にでも、今回いただいた「サメ皮」を持って行って、「さあ活用しよう!?」という話をしていきたいなと思います。
今の時点で決定しているのは「燃焼」に関する実験交流と「珪藻土」関連の実験です。色々と楽しいことができそうです。
Wisdom96時代は、それこそ本当に「夜中の3時」とかまでみんなで色々な交流をしていましたが、Wisdom23になってからは少なくても23時には終わりたいよねという話になっています。
もちろん自主的な研修ですし、会費もないのですべてが持ち出しですが,そこから得られる様々な情報は貴重です。何らかの形で環流できる方法を考えたいところです。
ということで、MocoPlusのみなさんありがとうございます。
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肉はフライです。別投稿で話題にする予定のタコまんまのせご飯とのコラボです。通風定食ですね、きっと。