チトワンのホテルChautari Garden Resortはまさに自分にとってはリゾートでした。部屋が素晴らしいと言うのはもちろんですが、そのガーデンがとてつもなくよかったです。
花がきれいなのは当然ですが、そこにたくさんの虫がいるわけです。北海道はまだ氷点下に近い気温でしたので、半年間ぐらい昆虫を見る機会がありませんでしたかここにはたくさんいるのです。
きれいなハイビスカスや日本ではクリスマスが終わったらなぜか見かけなくなるポインセチアが大きな木になっていました。
部屋の天井にはとてつもなく巨大なミツバチの巣が付いています。ホテルのオーナーが猛禽類を追い払っていましたが、その猛禽類は、この蜂の巣をめがけて来ていると言うことです。と言う事は、ハチクマと言うことになるのでしょうか。残念ながらうまく写真に収めることができませんでしたが、きっとそういうことなんだろうと思います。
このミツバチ下まで降りてきて花の蜜をもちろんすっていますが、夜はヤモリに食べられたりしてなかなか大変そうでした。
それにしても日本だと野生のミツバチはありませんが、こんなに大きな巣を作ったら、おそらく間違いなく撤去対象になっていることでしょう。
でもここで証明されているように、ミツバチはそれほど危険な生物ではありません。
前回犬の話でも書きましたが、人間の都合で動物との距離をあえて取るようにしている日本のこの現状は、もう二度と元には戻らないのでしょうが、正しいかどうかと言われると首をかしげざるを得ないなと言うふうに思います。
実際ホテルの庭には 犬や猫が勝手気ままにごろごろしていますし、何なら人間用の椅子の上で気持ちよさそうに寝ています。この子たちにとってもここは完全にリゾートと言うことになりそうです。
ホテルマンも良い人たちばかりで、おいしいビールやカレーをいただいて、この日は基本修行です。ただチトワンは ゾウを使役に使っていたりするので、この後、街に繰り出すことにしました。その様子は次のとこでお知らせいたします。
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