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アーモンド

先日、ふと目にした記事があった。
**「北海道でアーモンドを育てよう」**という内容だった。帯広の近く、北海道内では道東と呼ばれる地域。十勝平野があって大規模な農業が行われている地域だ。2019年のNHK朝ドラ「なつぞら」の舞台になった地域。この時は秋田の病院に腰の手術で入院していて、このドラマに救われた記憶があるな。仕事しようと意気込んでいたのに、自分の腰と同じで持ち込んだMacBookが突然動かなくなってしまったのも懐かしい。

アーモンドというと、どこか暖かい地域の作物というイメージが強い。カリフォルニアとか、地中海とか。だから北海道という言葉と並んでいるのが、ちょっと意外で思わず読み込んでしまった。

そして、その記事を見ながら、あることを思い出した。

先日亡くなってしまった友人のことだ。
以前、彼女が送ってくれた何枚かの写真があった。地中海、スペイン赴任時に撮影して送ってくれた写真だ。

そこには、春のやわらかい光の中で咲くアーモンドの花が写っていた。桜にもよく似た、淡い色の花。日本から行って何も知らなければ完全に「スペインでも桜が咲くんだなぁ」と思ってしまいそうな花だ。

そう、アーモンドは実はバラ科の植物だ。見た目が桜に似ているのもそのため。バラ科の植物アレルギーは色々あるけれど、例えばサクラ、ウメ、モモなど日本で古くから親しまれている花木類、また、イチゴ、リンゴ、ナシ、ビワ、カリンなど果実など本当に沢山ある。アレルギー持ちの人はなかなか大変だ。そういえば前任校の調理実習で「桜餅」をつくって、その葉でアレルギーが出て大変なことになったもんなぁ。「モモやリンゴのアレルギー」と申請されてもきっとバラ科というようなつながりが生まれなかったんだろうなぁと思うけれど・・。

普段、「アーモンド」と聞くと、茶色い皮に包まれたあのナッツを思い浮かべるはず。でも植物として見ると、あれは少し不思議な存在だ。実は、私たちが食べているアーモンドは種子そのものではないからだ。

桃や梅のような果実を想像するとわかりやすい。
果肉があり、その中に硬い殻(内果皮)があり、さらにその中に種がある。

アーモンドの場合、私たちが食べているのはその種子の中の「仁(じん)」と呼ばれる部分だ。いわば、種の中のさらに中心部分である。こうして植物の目で見ると、いつもの食べ物も少し違って見えてくる。

北海道でアーモンドが育つのかどうか??まだ挑戦の段階なのだろうけれど、もしうまくいったら面白い。見つけたら是非購入してみたい。よく話を聞かずに終わってしまったのが残念だけれど、こうやって現地では「茹でる」という作業が入るんですね。こうやって色々後悔しているわけなんです・・・

春にアーモンドの花が咲き、そのあと実がなり、みんなで収穫。自然には落ちないので木を揺すって落として臭覚なんだよなぁ。そんな風景が北海道でも見られるようになったら、ちょっと楽しい。実際そんなチャンスができたら、是非参加してみたいなと思う。

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