Wisdom96 Blog Version5

Don’t you wonder sometimes ?

空 鳥 雲

三日月からスタート!

月連続観察!

最近、ふと空を見上げることが多くなりました。日中は何かと忙しいけれど、夜になるとほっと一息。その時間にふわりと空を見上げると、そこに浮かぶ月が、思った以上に心を癒してくれるんです。

そんな先週末、空にくっきりと三日月が浮かんでいました。まるで削ったチーズの端っこみたいに、細くてシャープな月。あまりにきれいだったので、久しぶりに一眼で450mm望遠レンズを手に取り、月の観察を始めてみることにしました。

Day1:三日月、夜の始まり

初日は、ちょうど三日月。西の空に低く浮かんでいて、すぐに沈んでしまいそうな位置。でもその分、月が放つ光はとてもやさしくて、どこかほっとする感じがありました。月の左側(西側)が光っていて、「ああ、これから満ちていくんだなあ」としみじみ。残念ながらこの日は前日までのPM2.5の影響で地球照までは確認できず。でもまあこういうのは連続するのが楽しいので明日に期待。

Day2:少しふっくら、四日月

2日目の夜、また空を見上げてみると、昨日より少し丸みを帯びた月が。いわゆる「四日月」ってやつですね。昨日より明るさも増していて、思わず「今日もよろしくな!」と声をかけたくなる気分。

こうやって1日ごとに月が姿を変えていくって、当たり前のようでいて、改めて観察してみると本当に不思議。淡々としたイメージの宇宙のリズムって、自分たちの時間とちゃんとつながってるんだなと実感。連続記録はいつまで続くのか・・・

Day3:さらに大きく、五日月

3日目の夜もなんとか晴れて、観察は続行。月はさらに大きくなっていて、なかなかのカーブを描いていました。この日はちょっと風が強くて寒かったけれど、それでも空気が澄んでいたぶん、月がとてもはっきり見えました。

こんなふうに毎日少しずつ形を変えていく月を、カレンダーじゃなくて自分の目で追いかけるのって、すごく楽しい。ちょっとした天体観察でも、毎日の楽しみになりました。

 で気がついたのは月の東側に見える明るい星。月があるのにこれだけ明るいので・・・調べると火星です。なかなか良い感じで撮影できました。

 これは面白いと思い、数時間後にもう一度撮影すると「やはりな・・・」。先ほどは「左」に見えていた火星は今度は「右」に見えています。

これは面白い。

月と火星の日周運動と南中する時間が変化していくことが絡み合ってこんな現象がはっきりわかるんですよね。

期待されるのは「明日の火星はどこにあるのか」です。

Day4:…が、しかし!

4日目。今日も観察するぞ〜!と意気込んで空を見上げたら、なんと空一面の厚い雲!

昼間からちょっと怪しい空模様だったんですが、夜には完全にアウト。どこを見ても灰色のもやもやばかり。月どころか星ひとつ見えません…。自然が相手だから仕方ないけれど、ちょっとだけ残念。でも、たった3日でも「月を待つ楽しみ」ができたことが、なんだかうれしい。

おわりに

たった3日間の月の観察。でも、そこから得られたのは「空を見上げる習慣」と「月のリズムを感じる心」だった気がします。次の晴れた夜には、またきっと少しふくらんだ月が待っているはず。今度は満月まで追いかけてみたいな。

また空が晴れますように・・・。まあ曇っていたら雲の観察だって良い訳なんですがねw「定点観測」ってやっぱりめちゃくちゃ楽しいということですね。

あ、そー言えば3Dプリンタで月つくりましたw

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