毎年なんとなく話題になる World Happiness Report(世界幸福度報告書)。
ニュースでもやっていたので「日本って結局どうなんだろう」と思って、2026年版を少し詳しく見てみました。
まず順位からいうと、日本は61位。
この数字だけ見ると、「高いのか低いのか、何とも言えないな……」というのが正直なところです。
■調査の方法
データでは150以上の国や地域を対象としている。それぞれの国の幸福度は0~10の値からなる各個人の回答の数値の平均値である。
- 人口あたりGDP
- 社会的支援(ソーシャルサポート、困ったときに頼ることができる親戚や友人がいるか)
- 健康寿命
- 人生の選択の自由度(人生で何をするかの選択の自由に満足しているか)
- 寛容さ・気前の良さ(過去1か月の間にチャリティなどに寄付をしたことがあるか)
- 腐敗の認識(不満・悲しみ・怒りの少なさ、社会・政府に腐敗が蔓延していないか)
の6つであり、回帰分析で得られるこれらの説明変数の幸福度に対する寄与が与えられている。なお、下表におけるグラフは寄与の値そのものではなく、各項目ごとに最低の国(ディストピアと呼ぶ)よりどれだけ良いかを示したものであり、したがって最低値は0となっている。
ただ、今回のレポートを見ていて感じたのは、単純に「日本は何位でした」で終わる内容ではないよな、ということです。
2026年版でかなり大きく扱われていたのが、ソーシャルメディアと幸福の関係です。
特に若い世代にとって、SNSが気分や自己評価にかなり影響しているのではないか、という流れが全体を通して見えてくるんです。
たとえば本文75ページでは、ブラジル、インド、インドネシア、日本、トルコ、アメリカを対象にした Instagram の社内調査が紹介されていました。そこでは、10代女子の3人に1人が、Instagram によって自分の身体イメージへの悩みが悪化したと答えたという内容が取り上げられていました。
今はこの学校を去る関係なのでしょう、Instagramのフォロー申請が大量に来ています。基本的にはすべて通過させていますが、それに紛れて「えぇ」っていう人の出てきます。何をしたいのかわからんようなやつですね。まあ、業者なのでしょうが。
その中で日本は、いくつかの国際比較の対象国として登場していました。
つまり、「日本だけを詳しく分析する」というより、
世界の中のひとつの国として、日本も比較の中に入っているという感じです。
読んでいて印象に残ったのは、
幸福って、収入とか制度とか、そういう大きな話だけで決まるわけではないんだな、ということでした。もちろん、経済や働き方は大事です。
でもそれだけじゃなくて、毎日どんな情報を見て、誰と比べて、どんな気持ちになっているのか。
そういう日々の情報環境も、今はかなり大きいのだということですね。
スマホを開けば、誰かの楽しそうな生活や、きれいな写真や、うまくいっている話がどんどん流れてくる。
それを見て元気になることもあるけれど、逆にしんどくなることもある。そんなところでしょうか。
今回のレポートは、そんな当たり前のことを、あらためて考えさせる内容でした。
幸福度ランキングというと、つい「なぜ北欧は高いのか」「なぜ日本は低めなのか」みたいな話になりがちですよね。
でも、本当に面白いのはその先で、
そもそも人は何によって“幸せだ”と感じるのかを考えるところなのかもしれません。
日本は61位。
この結果をどう見るかは人それぞれではありますが、順位そのものよりも、
私たちの毎日の暮らしや、人とのつながり、そしてSNSとの付き合い方まで含めて“幸福”を考える時代になっている、
そんなことを感じたレポートでした。
もう一つ感じたのは、テレビのコメンテーター。「こんなのいちいち気にしていてもしょうがない」とか「北欧はサンタクロースが何かくれるから幸せだと思ってるんじゃないのか」とか・・・絶句。
こんな程度なら「こんなやつ出すなよ」だけでなく、「報道するなよ」な気分でした。
そうそう、こんなのが出ているのに、「日本以上に誰がサプライズ(奇襲)のことをよく知っている? なぜ真珠湾のことを教えてくれなかった?」といいやがった男に向かって公式に抗議することもなく、時間軸的には前後するものの「世界に平和と繁栄もたらせるのはドナルドだけ」とかいっちゃうのが日本の不幸度を上げてるんだよなぁ・・・。ドナルド ダックなら平和をもたらしているかもしれないけどな・・・
日本が61位でその周辺国はこんな感じですよ・・・





