20年も前のサツマイモの種子を植えたら発芽した話を紹介しました。当初二個だったのですが残りも植えてみるとまた新しく発芽したので現在3株です。
でも、そのうちの1株は子葉が合着してしまっていて、上胚軸も見られないのできっと死んでしまうんだろうなと思っていたのですが、そんなことはありませんでした。
図で表すとこんな感じ。双子葉類の発芽時の模式図ですが赤い部分がこの個体には存在しないのです。それでも、なんと下の胚軸の部分から、新しく葉が出てきて、普通に成長しているのです。この生命力は本当になんなのでしょうね。
色々とバックアップがプログラムされているようで、「ダメだ」でフリーズしたりすることなく次の解決策に進んでいくんですね。
人間に置き換えたらどんな状況でしょうね?
子葉で終了かと思ったのがこちらの株です。
普通に生長すると、こんな感じで子葉の間の幼芽や茎頂が生長します。
いずれにしても、この生命力を感じる個体をせっかくなら畑におろして成長させたいなと思っています。少しでもいいのでサツマイモができたり、花が咲いて種子ができたらいいなと思っています。
今度は早く植えるんでなって欲しいな・・・
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