十份の駅からまたローカル線で戻ります。
乗り換え駅は瑞芳という終点なのですが、その一つ前の猴硐という駅が「猫の楽園」らしいので当然よって見ることにしました。2013年にはCNNが選ぶ「世界6大猫スポット」にも選ばれたということでもう楽しみでしかありません。
日本統治時代に炭鉱の町として栄えていたこの街も、炭鉱業の衰退とともに過疎化が進んだようです。そうなると街としては色々考えなければいけないですよね。北海道にも同じような街がたくさんありますが、現実的にはなかなか「復活」ってできていないように思うのです。それでもネズミよけのためにいた猫を活かすことになったようです。ってことでそんな情報を聞いたらいってしまいますよね。
駅舎の中がもうすでに猫モード。餌もふんだんにもらっているようですね。駅舎の中も「猫村」方面は完全にもう猫の世界。反対側の街には猫があまり行かない感じだと思います。
こんな冷静にみたらそれほどでもないオブジェでさえなんだかワクワクしてきます。ちゃんと駅舎にも餌が置かれています。ここはドライフードですが、この提供はどこなのでしょうかね?募金箱とかあったかなぁ?
観光客の皆さは、軒並み「チュール」を持っていた感じ。イナバここまで売れているのかぁ。凄いですね。ちょっと驚きの風景でした。でも、総合栄養食ならいいんですけどね、暑い街でちゃんと水分も維持できるのですかから。
糞尿はどうなっているのか気になりますが、まあ、ネコとしてはまあそんなこと知ったこっちゃないですよね。こんな感じで勝手にしてましたw
それにしてもこの「猫村」の人たちはきっと猫には徹底して寛容なのでしょうね。そして猫がきっと街の収入源の多くなのでしょうから、これはもう一緒に頑張っている感じなのかもしれません。
建物も、ずいぶん猫に忖度した感じになっています。色々なところに登ったりできるようになっているのです。外観だって同じで、猫好きの気持ちをガッチリ掴んでいますよね。「自分は猫大嫌いなんだよ」という人とかいなかったのか心配になってきます。
次の列車が来るまでの1時間の間、しっかり猫村を満喫できました。大変楽しかったです。
こんな形で自由に生活している猫たちの村がずっと続いて欲しいなと思いました。水も新鮮なものを飲めていて安心しました。
駅に戻って、列車の到着を待っている間、こんなかっこいい電車がいたり、そうかと思えばよくみたらこの鮮度ちゃんと列車はしれるの?特に向こう側の線路の切り替え部分大丈夫??って感じだったりで興味関心がもう猫から分散してしまっていましたw
結局この街で自分が支払った金額はゼロ円。この街は猫でうまくいっているのか心配になってしまいました。や、みんななんか色々買ってたけどね、猫の形のパイナップルケーキとか。
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