「今年の夏は暑かった」とやっと言えるような雰囲気になってきました。さすが九月ですw。
それにしても「今年の夏は暑かった」です。前回まで色々いじくり回していたデータを継続してグラフ化していたのと、20年前のデータとだけ比較しても「感覚的&感情的」だろうから、さらにその20年前前のデータも拾ってみました。
結果的なグラフはこんな感じです。
2023年、2003年、1983年の7月から8月末までの平均気温です。
水色が2023年、たまたま諸事情で必要だった20年前が黄色のラインです。滑らかな曲線がトレンドラインで、長期的な傾向を見るのに便利です。
20年前の2ヶ月間と比べると、トレンドラインはなかなか似ているのかもしれません。1983年は「短い夏」と表現すべきな感じですね。今年は「なかなか夏が終わらないね」になっているのですね。
問題の最高気温はこんな感じです。
これが問題の最高気温です。ここでも1983年の短い夏がはっきりわかります。濃い緑のラインです。8月初めに35度とかで「どーなってんの北海道」とか言ったのかもしれませんが、そんな暑さも1週間と続いていませんからね。
20年前(赤い線)に至っては「何だか夏ってなに?」って気温です。25度超えが数日で29.1度が最高。1日耐えれば良いだけだったんですよね。しかもその日は多くの学校では夏休み中です。
明るい緑色の線、問題の2023年です。完全にレベルが違いますよね。もう北海道ではないレベルです。驚きの高温。多くの家庭でエアコンを付けたのだろうなと思います。エアコン売り場には在庫がありませんでしたから。
北海道でエアコンの需要が大きくなったのは2年前。この時も「もうこの暑さは北海道ではない!」と言っていたように思います。去年はあまり言わなかったので、その辺を確認するために、ここ3年間のグラフを確認してみることにしました。
まずはここ3年間の平均気温です。
2021年は7月が暑かったんですね。それで「これはまずい」となってエアコンを買いに走ったのではないでしょうかね?ところがお盆の時期を境にガツンと気温が下がっています。これはびっくりな展開だったでしょうね(って全く記憶がありませんけれど)。
では問題の最高気温のグラフです。
トレンドラインで見ると、ここ2年間の傾向は「8月になっても上がり続ける」という傾向なのですね。暑かったという話の2021年も8月になったらどんどん下がっているので。
ということで、これ、ちょっとやっぱりハマります。完全にマニアックなグラフ遊びですが、こうやってみると色々なものが見えてきますので楽しみです。
まあでも最近こんな空が見られて、季節は確実に進んではいるなと思います。
自然科学ランキング