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Don’t you wonder sometimes ?

実験 観察 教材

豆電球定番実験

電流回路の学習の定番(@自分の中で)の実験をしました。

電流回路に関する事前チェックで、乾電池やコンセントから取ることのできる電圧もさっぱりわかっていなくて、公立の学校となんら変わらないことを認識しましたので、逆にKahootでの事前チェックの中でこのような設問を入れておきましたが、「できないはずがない」というのが大方の意見で面白かったです。

その次の時間はみんなやる気満々で来ていましたが、いつものように配布するのは豆電球と乾電池とコードのみ。

コードは切っても何をしても良いということでスタートしますが、まあ見事に混乱します。

え?おかしくない?ということで、「乾電池ダメなんで交換してください」とか「豆電球切れてるので交換してください」という申し出には快く応じてあげました。ただし、その時には必ず「点灯」することを確認して、「まあ、原因は違うようだけど、納得できるように交換するわ」って感じです。

やがて「コードがめっちゃ熱くなった」という生徒が出てきて、電池もコードも問題ないはずなのにダメなんでやっぱり豆電球を交換にくるのですw

そういうのの繰り返しで、かなり時間も経過すると、突然「ついた!」という声が上がって嬉しそうに見せにきます。

その生徒には、もちろんまだ他の仲間に見せないようにということと、イラストにしたもの、回路図を書いたものをデジタルベースで提出させます。

そうやってできた子が複数名になると、今度は俄然「絶対に教えるな、自分でやるから」という子と「ちょっとでいいから教えて」という子に分かれます。一方、できた子はわかったことを他の人に教えたくてしょうがないという感覚になってきてこの構造がめちゃくちゃ面白いのです。

ラスト15分でじゃあ教えあうようにと指示すると、「なんだこういうことか」という展開になるんです。

コードを磨いた方が良い話や、実はソケットが混乱させる原因だったことなどから「導体/不導体」や電流回路が一気に定着します。

今回もっと面白かったのはコード一本で豆電球何個つけれるかということで授業終わってから盛り上がっていました。

こういうのが楽しいですよね。

ただ回路図書いたりオームの法則の計算したりよりずっと意味があるように思っています。計算の必要性などはこのあと必要にかられるとどうしたっているんだし。

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