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Don’t you wonder sometimes ?

実験 観察 教材

生分解性プラスチックは・・・

来週発表会があるので、生徒の何名かが必死に実験のまとめなどをしてポスター作りに入るところです。中学生ではありますが、プログラムを作成して表示したものを記憶したり、継続的に実験をした成果です。

三年生チームは「自分で作ったコンポストの土」と他の土の分解力の違いをカゼインプラスチックを利用して検証するという実験をやっています。

カゼインプラスチックは牛乳・成分調整乳・低脂肪乳・豆乳(これはカゼインではなく別なタンパク質ですね)に酢酸を混ぜて凝集させて作っています。

それをスライドガラスに挟んで圧力をかけて乾燥させ、薄板をつくります。それをレーザーカッターで同じ大きさに切り出していろいろな強度計算をしています。

それと同時に、「生分解性」を確認するために、培養土・コンポスト由来の土・そしてクワガタ幼虫の繁殖に失敗して放置してあった腐葉土に埋め込んで分解のされ方を確認しています。

プラスチックとしての強度はなかなかの物で、ひょっとすると工夫次第で上手く利用する方法がありそうですが、生分解性の方はもう驚異的です。

こんな大量の「ダニ」が発生してどんどん分解してくれていました。冷静に考えるとかなり驚異的な数のダニです。

静止画だけだとアレなので、動画はこちらです。

ちなみに、これをSNSにアップしたところ、異様な再生数になっていて、なんだろうこの理由って感じになっています。ちなみにタグ付けもしていないただの投稿なのですが・・・

みなさん、もっと時間を有効活用してほしいです。7秒の動画を9秒見ているっておかしいよねw。

ちなみにダニ以外にもこのようなカビが大量に発生したりして、このカゼインプラスチックをうまく作って色々なところに活用できると良いのかもしれないよなぁと思います。

昨年度、カゼインではない生分解性のプラスチックを入手したので、そんなものを利用してこの実験を深められると良いなと思います。頑張ってほしいですw

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