20年前のサツマイモの種子を撒いてみたら発芽した話を以前紹介しました。
同じ株からとった物を再度水に入れると何個かの種子が発根しましたので、このあと少し様子を見ようと思います。まあ、発芽率は10%以下ですけれど、20年という月日を考えると問題なしって感じです。
それを土に植え替えましたが、無事に成長してきている様子がうかがえます。これがもし、子葉だけで成長点が見えなかったとしてもきっと問題なく育つのが理解できたので一安心です。
子葉だけしか出ずに「これはもう終了か」と思っていた株が大きく変化することがわかったのです。
なんと、葉柄の下の部分から葉が出てきました。この逞しさを人間も見習わないとダメですね。
普通に考えるともう絶望なのですが、そんなこともちろん口にもせずに次の方法を生み出しているのですね。
このままもう少し育ったら、この株からも新しい個体を増やすことができそうでちょっと嬉しいです。
順調な方は益々元気で、この調子で成長して欲しいなと願っています。
さて、もう一つ、今シーズン飼育しているのがムネアカオオアリです。5個体入手して2個体は里子に出しましたが、現在3個体順調に進行中。
繭もありますので、近日中にワーカーが孵りますから、ワークスペースなどを準備して連結してこの後の繁殖を期待です。ちなみに一個体は女王アリの飛翔用の翅が抜けないままなのです。不思議です。
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