おなじ学校の先生から名刺をいただきました。ちょっと工夫されていて、パンチで穴を開けたところにホロスペックフィルムが貼り付けられています。
点光源を覗くと、そこに模様が浮かび上がるのです。
ほぼ透明なシートが貼られているので、どう見えるのか気になってしまいます。当然顕微鏡で覗いてしまいますよね。その結果はこうでした。
「え?」予想と全然違うじゃないか。
光の回折などを用いているのはなんとなく理解していますが、どういうことなのだろうと思って調べてみるとなかなかやっかいそうです。
表面に「特殊な凹凸」が施されていて 点光源からの光を「回折」させて像の形状をつくりだしています。 難しい話になりますが、「特殊な凹凸」は 像の形状をフーリエ変換 したものになります。 「特殊な凹凸」形状を変えることで色々な形も作り出すことが可能です。
ってことでこれはもう専門的にやった人じゃないとわからなそうですね。
なんだか無機的な雰囲気を生み出してしまう名刺にちょっとした加工を施すと、こうやって面白いことが起こるので自分も工夫してみたいなと思いました。
昔は「周期表」を裏に貼ったり、日時計をつくるシートを貼ったりしていたんですが、よく考えるとそもそも名刺交換のチャンスがほとんどないよなw
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