動物園の動物達に何となく感情移入してしまいます。
例えばアドベンチャーワールドのジャイアントパンダを見ても、なんか可哀想ってならないのですが、不思議と可哀想に映る場合があるのです。
パンダだって本当は自由に動き回りたいのでしょうが、そう感じることが少ないのはあの楽しそうに映る動きや色合いなのかと思います、勝手に。
でっは逆パターンで寂しげな例。
例えば、札幌市の円山動物園のアムールトラ。現生のネコ科最大と言われるだけあり、一頭を維持するのに必要な面積は東京都の半分、1000km2と言われています。狩りのために一晩で10~20kmも歩き回るのです。
それが広くなったとはいえ全然狭い飼育舎でウロウロしています。。雪で時々スリップしていて面白いですが、野生のトラ達はそんなところ歩かないでしょうしね。いや歩くか、時期によっては。
生まれてすぐのシロテテナガザル。外の世界は全く知らないでしょうし、ライティングのせいもあるでしょうが、なんとも淋しげです。リアル箱入り娘モードです。まあそれでも楽しそうに生活しているように見えるのは活発に動き回るからでしょうね。野生だと敵も沢山いますからねぇ。
同じように、こちらのサルも寂しげです、まあライティングのせいかな。動き回らないからかなぁ。
大空を自由に飛び回りたいモモイロペリカン。この目線。寂しげ。鳥インフルエンザの関係もあって、最近はどこの動物園でも鳥類舎はずっとアクセス制限がありますからね。随分殺処分されたモノもいるでしょうし。
オオカミは二頭。夜、円山動物園付近だと遠吠えが聞こえるのでしょうか?そのくらいの自由は与えてあげて欲しいなと思います。救急車の音とかに反応して遠吠えしてますかね?
Wikipediaのネタですが、時速30キロメートル前後なら7時間以上獲物を追い回す事ができるそうですから、狭いよね。あの場所じゃ。
あ、十分動物園の意義は十分認識しているのですが、そう感じるという話です。
野生で厳しい生活をしているノネコの方が大変ですからねえ。
家だとこうですから。これは満足そうに感じるのはおかしいのですがね。
あ、でもジャイアントパンダの雄の縄張りは30km2だそうです。
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