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政争の具にしないでよ

日本には今、3つの動物園に13頭のジャイアントパンダがいます。ジャイアントパンダが国内で2園以上でみられるのは中国をのぞけば日本とアメリカだけなのだそうですね。

日本でのジャイアントパンダの飼育は1972年に始まりました。日本と中国の国交正常化をきっかけに、友好の証として贈られたものです。
最初のランランとカンカンという二頭のパンダの時は違ったのですが、今はワシントン条約に中国も批准した関係で、ジャイアントパンダは有償のレンタルです。話によるとオス・メスのセットで年間1億円らしいです。

ところがここに来て、ジャイアントパンダのニュースを目にすることが多くなってきました。

今日本で一番ジャイアントパンダの飼育頭数が多い和歌山県のアドベンチャーワールドにいる30歳のオス「永明」と、8歳の双子でそれぞれメスの「桜浜」と「桃浜」のあわせて3頭です。まあ、永明は16頭のお父さんらしく、30歳というのは人間でいえば90歳らしいので、本当にご苦労さんでしたという感じではありますが、なんか本当にタイミングがねぇ。返還は2023年2月。

さらに上野動物園のメスのジャイアントパンダ香香(シャンシャンを2023年2月21日に中国に返還するそうです。まあ、コロナ禍がなければもっと早く変換される予定だったそうですが、なんだかタイミングが良くないよねって思ってしまいます。

少なくてもアドベンチャーワールドでは新しいパンダを迎える交渉を中国側と前向きに検討しているようですが、うまくいって欲しいなとおもいます。なんと言っても和歌山県のアドベンチャーワールドには「パンダ繁殖」の実績がありますもんね。

あっち向いてシクシクしていなきゃいいのですがね…

2023年1月10日に発表された、「中国、日本人向けのビザの発給を中止」というニュースとこのパンダ返還問題がリンクしていないということを祈るばかりです。


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