毎年、千歳川流域にはオジロワシが飛来します。サケが遡上しまので、おそらく産卵後などに死んでしまったサケを食べているのではないでしょうか？雑食性ではありますが、道路から見えない河原のほうから独特な声が聞こえてきているので。

オジロワシは天然記念物に指定されています。名前の通り尾の部分の羽根が白いのでよくわかります。色合いはトビなどに似てはいますが、大きく、くちばしも綺麗な黄色で立派です。

冬に日本に渡ってきて越冬するわけですが、これもまた北海道で越冬というのはなんだか妥協のような気がしますｗ。

体重は7kgほどもあるようで、大きな鳥ではあるのですが、昨日書き込んだオオハクチョウは大きなオスだと15kgなので倍以上です。

今回は残念ながら飛んでいる姿を撮影することはかないませんでしたが、2羽は確実にいて、川の方からは何羽かの鳴き声が聞こえてきていました。何度か通えばまた飛んでいる様子を撮影できそうです。

あまりにも残念なので、千歳ならではの鉄のワシを貼っていきますねｗ

ちなみに撮影場所は千歳川沿いの支笏湖に向かう国道ですが、カーブなどがあって割を危険な感じの場所。まあ、北海道ならではの広い道路ですが、「カーブ！対向車あり！」的な電光掲示板があるのに、ワシのために駐車している人が割といるんですよね。500ｍ位歩いたら止められる場所があるので是非そちらに置いて欲しいです。川の流れで枯れた草が摩擦して出している不思議な音やワシ以外の野鳥の声、遡上して産卵した後に死んでしまって沈んでいるサケなども意外と目につきます。

あと、「おーきたきた」と思って撮影したらトビだったとかもありました。やったーと思ったんですがね。重たいレンズを必死に支えるので、残念ながら撮影してから「トビじゃん」ってなる奴ですｗ。