最近はどんどん夕焼けの出る時間が早くなっていて、暑さを感じつつも季節が進んでいることを実感します。
家の窓からは直接夕焼けを見ることができないのですが、窓からは夕陽が綺麗に見えそうな様子が空の色でわかります。綺麗に焼けていそうなときはつい外に行って見てしまいます、暑いのにw。
夕陽を眺めたくなるの、どのような心理状況なのかを考えてみました。


夕焼けの鮮やかな色彩や劇的な光の変化は、普段の生活で接する人工の風景とは異なり、特別な美しさとして心に響きます。人はこうした普遍的な自然美に触れることで、日常を一時忘れ、リセットされる感覚になったり、なぜか明日も頑張るかって気持ちにさせられるような気がします。
「今日も一日お疲れさま」という安堵感や、時間の流れをしみじみと感じるきっかけとなる訳です。
寿都町にいたとき、弁慶岬という観光名所から海に沈んでいく夕陽を見ると、そんな気持ちにあるいは寂しさを感じることもあったように思います。その後呑みに行くのにですw。


それはきっとリアルなさみしさではなく、一瞬で姿を変えて消えていくことから、その「儚さ」が影響しているように思いました。
限られた時間しか見られない美に対し、人は「今この瞬間を大事にしたい」「今しかない」という気持ちを強く抱くようにできているのではないかと思いました。
枕草子風に「やー今そこで鳥が横断してくれないかなぁ」とか下世話なことも考えたりしていましたが。
でもそうやって人はふと立ち止まり、自分自身や過去・未来について考える時間を持つ傾向が強くなって、結局心の整理やリフレッシュに役立っているように思います。
自分は生活リズムの関係であまり見たことはないですが、おそらく日の出の様子だって同じように刻一刻と変わっていくのですが、それが「漆黒の闇」につながるのではなくて「青空」に向かっていくのだとしたらそれはちょっと「さあ今日も頑張るか」になって心のゆとりなどにつながらないかもなぁ、と「5分でも3分でも追加で寝たい」という朝の心理を考えると思ってしまいますw。
本当はリズムを変える工夫をすれば良いのですがね。
これが朝陽だったら頑張るか!ってなりますか??
