Wisdom96 Blog Version5

Don’t you wonder sometimes ?

つぶやき

ギャップ問題

春から高校校舎で授業を担当させてもらっています。その中で色々と感じたり考えさせられたりすることが多いのですが、さすが高校生だなということがかなり多いです。

中学校では「中一ギャップを埋めるために」なんとか工夫していろいろな取り組みをします。公立の学校のように何校かの小学校から集まってくるだけでも色々問題が起こるのですが、相当広範囲から集まってくる私立の場合はその傾向が強いのかなぁとは思いましたが、案外逆に「1校から入ってくる子どもたちが少ない」=「派閥ができにくい」という構図があるのかなと思いました。

義務教育から中学校への進学は、学習内容・生活環境・人間関係など多方面で大きな変化があり、子どもたちが適応に苦しむケースが多く、社会的な課題として注目されやすい。といわれていますので受験というステップを踏んでから入ってきているというのもあり、条件が一つ軽減されているというところがあるのかもしれません。

では高校はどうなのでしょう?

どうやらここにも割と大変な、問題が潜在しているように思いました。ある授業のなかで「現状分析」というのをやってもらいました。

一番多かったのは「最近寝不足」というもので、通学時間の長さや活動可能時間の緩和などで時間がどんどんずれていくというのはありそうな話です。

まあ、それの原因になりそうな「最近スマホの時間が伸びたよな」とか「SNSにハマりまくってんな」というのも多かったので、もちろんその辺の話はしておきました。

それでも、統計的には「ストレス多め」「中学校に戻りたい」というのは気になりますよね。もちらも十分配慮して生活していこうと思います。

まあ、「最高学年なんだぞ!」って言われてたところから一気に「新入生」と呼ばれるのですから、色々複雑だよなということは十分想像できますもんね。あとは周りの大人のどのくらいの割合の人がそれを「理解」して生活できているかによるだろうなと思います。

例えば中学1年生は12歳。でも1年間の幅がありますから、144ヶ月生きてきた子と154ヶ月生きてきた子がいるわけでそれって結構な差なのです。それは高校1年生である15歳でも結構な差になるのではと自分は思っているわけなんです。

自然科学ランキング
自然科学ランキング

返信する

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です