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Don’t you wonder sometimes ?

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中国雑感

自分は簡単に言えばカーマニアです。ですから色々な国に行くとどんな車が走っているのかがめちゃくちゃ気になります。面白いなぁと思うと写真にとってしまいます。韓国や今回の中国は「やーパクったなぁ」と思うものが多かったです。

今回一番吹き出しそうだったのがこれでした。

絶対にポルシェマカンのパクりじゃんって話です。そして何が凄いって、このロゴです。

でも良いんです。もし走りも同じであれば良いのですがどう考えたって「がわ」だけでしょうし、これって批判されますが「昔の日本」だってそうなんじゃないでしょうか?

過去を遡ると、絶対にそうなんですよね。だからこれってきっと「過渡期」なんでしょう。それを乗り越えて、オリジナリティーが引き出されるんじゃないかなぁと思っています。

デザインの為に専門のデザイナーさんをはじめ、様々な課程に猛烈にお金がかかっているのでしょうが、「過渡期なんだよね、ウチらも同じだったんだよね」って思う度量が必要なのかもしれないなと思いました。トヨタのアルファードやクラウン、ランドローバー社のディフェンダーあたりは完全にコピーされてますね。

一方、既に書きましたが「電気自動車の普及率」がとんでもないのです。まあざっくり電気:燃料(ハイブリッド)半々です。

ハイブリッドが電気自動車よりに取られているような雰囲気が日本にはあるような気がしますが、燃料を入れる時点で電気自動車じゃないよという強い意識を感じました。そしてナンバープレートの色を明確に区別しているので、その辺も意思表示に近い気がしました。

燃料を使う自動車は週日一度は動作禁止ということです。徹底した数の監視カメラがあらゆるところにありますから、日本のNシステムのような物があるでしょうから摘発されそうな感じですね。

でも話には聞いていたのですが「ナンバーはずし」で走っている車も目撃しました。これ、逆に摘発されたらえいことになりそうなのですがどうなんでしょうねぇ。

電気自動車普及の大幅増には、色々な理由がありそうです。中国でも電気自動車購入には25万円ほどの補助が出るようです。でも日本だって同じくらい、または地域によってはそれ以上の補助金が支給されます。しかもガソリン税がないので実質大幅な減税になっているはずなんですよね。それでも普及していかないのは価格なのか充電インフラなのか・・・両方かもしれませんね。

中国のメジャー電気自動車メーカー、日本でも購入できるBYD。会社名はBuild Your Dreamですからねぇ。会社自体が色々な社会の課題を解決していくために、そんな夢を実現するためにという強い意志を感じます。実際にデザインは独自性を感じますし、タクシーで乗った感じは非常に好印象でした。これは新しい展開だなと思わされたのは、後部座席のUSB電源の形状。古めの車両だとUSB−Bが一つ、少し新しくなると2つ、新しい車種だとUSB-Cが2つでした。日本だとやりそうな、出口のコネクタを変換できるケーブルがついていれば良いのになと思いました。

ちなみに右の写真のように古くてボロボロ感の車であっても、電動でしたね。

いずれにしても、この規模で電気自動車が普及していて、充電インフラも整備されているという事は、十分な発電施設が必要だろうと思います。今回の旅では残念ながらそこまで確認ができなかったので次の課題だなと思いました。

もう一つ気になったのがタイヤのクオリティーです。自分も一時アジアンタイヤを利用したことがあって、そのクオリティーがどんどん改善されてきているのはわかっていますが走行距離がかなりでしょうし、ガソリンエンジンのようにオイル交換などのメンテナンス面での頻度が下がりそうで、タイヤ回り系の事故がなければ良いけどなぁと思いました。

あとは税制です。予想していたよりはるかに道路は立派で高速道路網もしっかりしています。広大な国に張り巡らされた長く広い道路のメンテナンスが相当大変そうですが、そのための「資金」はどうなっているのか気になります。

日本の矛盾にみなさん気がついているとは思いますが・・・道路の整備の資金源はガソリン購入時の税金の中からまかなわれています。道路特定財源という仕組みはなくなったものの、それは暫定税率やめろの話の時もも「道路メンテどうするの?」とか言うもっともらしい切り返しに使われています。

電気自動車購入のためには補助金をだしています。購入した人たちはガソリンを利用しないので、道路メンテナンス用の税金を支払わないことになります。それなのに電気自動車はエンジン搭載の車種よりも車重があります。ということは路面にかける負荷が大きいことになるのです。でもメンテナンス代は・・・という矛盾です。もし国民がすべて電気自動車に変えたらどうする気でしょうねぇ。

さて、もう一つこれは気になるなと思ったこと。それは博物館や化学館の入場料が無料であるという事です。今回行った動物園は有料ではありましたが、文化的水準を高めるためにはそれなりの効果があるのではと思いました。日本だと中学生までは無料だったりする場所もあるかもしれませんが、保護者が有料ですから、どうも足が向かないというのもあるような気がします。

中国では無料だった分、とてつもない数の人たちが殺到していたり、何しに来てるんだ?というような人がいたり、来るのは良いけどマナーは守ろうぜという感覚に陥ったのは事実ですが、きっとこれは国民性というか文化だったりするのでしょうから、よその人たちがとやかく言うことでは無いのかもしれないなと思いますので・・・機内での行動だってそうなんでしょうからね、使った物を床にぶん投げるあれです。

ただ、とにかく気になったのは素晴らしい標本群なのに、標本展示のガラス(アクリル)などがとにかく恐ろしいレベルで手のあとで不透明なことです。流石にちょっと勘弁してほしいなぁと思いました。

動物園では柵に平気で登るしねぇ、こけたら動物側に落ちますよ・・・列を乱すのはまあありますがそんなに気にはなりませんでした。床に座ってスマホというシーンはどこの国でも最近あるしな・・・

ただ、すごいもんだなと思ったのは、昆明の剥ぎ取り・・・むしろもはやそのまま移設標本のすごさです。日本でも地層の剥ぎ取り標本はありますが、規模が違いすぎます、厚みの。これをどうやって移動したのか本当に知りたかったです。語学ですね・・中国語が扱えればなぁ。

そしてこの岩石群の中にも貴重な化石がある可能性だってあるよなぁと思いました。

たまたま中国からの留学生や夏休みに中国に行った生徒と話をしましたが、同じような感想でした。

特に留学生には「QRコードなんて日本で考え出されたものなのに、どうして他の国で上手く使われてるのに、日本はダメなんだ?」と逆に使われる始末でしたw。全くその通りですね。もうみなさん忘れたでしょうが、日本のデジタル化のいただけなさは、コロナのデジタルのなんかありましたよね。全然使えないあのアプリ。COCOAでしたかね?

そういうことだなと思います。

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