北海道でも定着したよねぇと確認してあった「北海道産カマキリ」ですが、卵塊を複数個もらったものを一つ少し気温が低めなところに置いておきました。かれこれ1ヶ月、今朝見たらこんなことになっていました。

こうなるのを想定して、水槽を準備してあったのですが、驚くほど大量に孵化していました。水槽からは飛び出していませんでしたが、蓋にもびっしり。おまけに「水」を入れてありませんでしたので蓋を少しずらしてピッペットで水を入れました。

問題は「餌」ですね。今日はありませんので、明日までに準備しようと思います。家で飼育してあるショウジョウバエがどんな状態なのか気になりますが、最悪の場合は「フタホシコオロギの初零」ですかねぇ。なんだか勿体無いような気がするのですがね。

これはもう何百匹いるんだろうという感じです。

以前のものは現在順調とはいかず、2匹になってしまいましたが、かなり大きくはなっています。今日は実験データ取得用として確保してあった「ハエ」を連れて帰って与えたいと思います。なんだか肉食動物というのはいろいろ考えさせられますねぇ・・・。

そして昆虫を飼育していて何が面白いかってやはり「脱皮」ですよね。実に巧みな仕組みで見事に抜けていくのがわかります。

注目すべきはやはり「気門」の痕ではないかと思います。昆虫は気門で呼吸しますから、脱皮の時にもそれをうまく脱がなければいけないのです。なかなか大変な作業だとは思いますが、失敗したら終わりですもんね。

爪の様子を見ても驚く感じ。見事な抜けっぷりですね。