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銀色のやつの正体を探る

なんだろう、銀色のやつは?と気になって終わりだとなんだかスッキリしないのです。目の前にまたイラコアナゴが売られているんですから、追求するチャンスです。だって美味しいこともわかっているんだし。

もう一つ気になっていたこともあるしなぁ、ということで我慢できずに再度購入しました。

もう一つ気になっていたことは、この前の写真でもわかるのですが、鰓蓋がどこにあるのって事だったのです。
魚類なので鰓呼吸なのですが、外から見ても鰓蓋がよくわからなかったのです。それは前回捌いた時にもそうだったのですが、不思議すぎたのです。確かにエラはあるのにです。

さて、今回も一応外部形態を観察して、捌き始めます。前回よりも鮮度は良くないのかな?色味も多少白かったです。でも、今回の目的は達成できるはず。

まず頭部。口がこんなに大きく開きます。カットスロートというのがよくわかります。
問題のエラはやっぱりあります。水の出口はどこなのか??

どうやらこれですね。胸鰭の下に開いています。なんかステルス戦闘機みたいですね。
一つは解決です。

もう一つ、銀色のやつ問題。
解剖‥いや、捌いていくと脊椎側に浮袋確認。内臓脂肪とかを取り除いて浮袋を外します。

すると銀色のやつも浮袋に繋がって取れてくるではありませんか。全然袋状じゃないのに浮袋に繋がっています。

浮袋は元々消化器官から分岐してきた器官です。でも、何だこれでさっぱりわからなくなってしまいました。まあ、ここまではっきりつながっているので銀色のやつは浮き袋と関係あるんでしょうね。

今回わかったことは、「気になったら納得するまで突き詰めること」ですね。まあ、まだ解決していませんが、一歩前進です。それは間違いないので。次の一歩もあるはずです。


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