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Don’t you wonder sometimes ?

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季節は確実に春に

すっかり季節は春めいてきていて、昨日は北海道でもかなりの雨。あ、風もでしたが。

スキー場はもう終了でしょうね、昨日の様子だと。
そんな季節の変わり目を日本人は昔からしっかり「言語化」してあります。これは北海道基準ではないはずなのですが、意外と北海道でも対応できています。それって温暖化の影響もありそうな気がしますよね。

2月から昨日までの千歳市の積雪状況はこのグラフのようになっていて、3月に入ってからガクンと下がっています。

啓蟄という二十四節季にはいってからはまさに「啓蟄」モードですね。

平均気温の変化はこんな感じです。平均のトレンドラインを見ると文字通り「立春」から上向きに変化しているのが面白すぎますよね。

「啓」は【開く・開放する】という意味で、「蟄」は【虫が冬の間、土にこもる】といった意味です。
これを組み合わせるので「啓蟄」は【春の到来を感じて虫たちが土から出てくること】になりますね。

まさにそんな感じの天候です。気温を見てみると暦がしっくりきています。
凄いよなぁと思うのと同時に、【温暖化〜】と思ってしまいます。

となるとリアル啓蟄を探してしまいますよね。

割とするに発見です。夕方の日向方向、西向きの壁にハエの仲間がとまっていました。普通に考えるとこの状態で越冬したと言うことになりそうです。たくましいですね。今朝はまた氷が張っていましたので、どこかの葉の陰などに隠れたのではないかと思います。

そして温暖な地域で越冬した鳥が、北の繁殖地に移動する北紀行が始まりそうな雰囲気になっています。というかもう始まっているかな。今まで見た中で最もカオスなマガンの渡り。まあ、これはきっと畑でデントコーンなどをついばんで夕方にウトナイ湖に戻る集団ですね。

そしてエゾシカたちはこんな感じの残雪の中を駆け回っていました。木の皮などを食べて冬の間をしのいでいたエゾシカたちには新しい芽吹きなどを食べることができる良い季節になりました。これはもうワクワクするのでしょうね。

そしてこの冬毛が換毛して、もっと明るいオレンジに近いような毛に変わります。

こうやってみると、見事なまでの「保護色」になっていますよね。動きさえしなければかなりわかりにくいです。お尻の白さを除いてですが。

でも人の気配で逃げ回るのでまあ目立つんですがね。

こんな感じです。ザクザクとした音もそうですが、白いお尻がピョンピョンしていて本当に目立ったしまうのです。


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