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Don’t you wonder sometimes ?

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飛行機雲

観天望気としては飛行機雲が見えると翌日から天気が不安定になると言われています。

でも、綺麗な青空に飛行機雲がぐんぐん伸びていくのはみているとワクワクしてしまいますし、この飛行機の乗客からは見えないのになぁとか思って不思議な感覚になります。

今日はそんな感じで、短い飛行機雲が上空に見えていました。

最近はもっぱら貨物機でしか使われなくなったB747は飛行機雲も四本に見えることが多いのでインパクトが強烈。最近はなかなか見るチャンスがなくなってきているように思います。それってロシア上空を飛べなくなっていることが影響しているとかあるのかな?わかりませんけれど。

今、フライトレコーダー24というアプリケーションで近くのB747を探してみると、ニューヨークから仁川に向けて飛んでいる大韓航空機しかこの辺にはありません。それも、東北を横切る感じで、北海道からは見ることができません。前もこんな航路だったかなぁ。

さて、先日、大阪行きの飛行機の中から初めてみたのが、すれ違う飛行機からの飛行機雲です。飛行機にる時には基本「ブロッケン現象」を見るために、太陽の位置を意識して座席を予約します。今回は見えそうにないなぁと思っていたらこれです。

これは下から見たらちゃんと白く見えるんでしょうかね?お互いの速度が速度なのであっという間にすれ違うのですが、うたた寝とかしていなくてよかったなというのが実感。きっと今までもこういうチャンスがあったのでしょうが、おそらくうたた寝していたのでしょうw。そう考えると本当にラッキーです。

すれ違うのはこのフライトの前、秋田行きの時にも撮影してあります。こっちはANAのプロペラ機なので、それよりも低いということはどこかの空港に降りるか、飛び立ってすぐかなのでしょうね?

この便では、狙った通りにブロッケンも撮影できました。

ただしものすごく揺れた便で、機内サービスもなし。CAさんたちもほぼ座ったままというフライトでした。でも、綺麗な雲ばかりで、割と必死に撮影していたような感じ。完全に変なやつモードなので、こういう時には一番後ろで近くに誰も来ないことを祈りながら撮影しています。でもそれは一番後ろに待機しているCAさんに近いということで、最後には「いい写真撮れましたか?」と聞かれてしまいました。

ブロッケン現象は、太陽などの光が背後から差し込み、影の側にある雲粒や霧粒によって光が散乱され、見る人の影の周りに、虹と似た光の輪となって現れる大気光学現象。この場合は飛行機の影の周りに虹色の円が出来ているんですね。

名前の由来は、ドイツのハルツ山脈の最高峰ブロッケン山で、よく見られることから名付けられたってことなので行ってみたくなります。標高は1,141m、でも気候は2,000m級の山に相当ってことなのでこれならチャンスがあったら行けそうですね。


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