千歳市は今日もがっちり冷えています。天気予報の通り、今季最高レベルの寒気が来ているようです。
まあ、氷点下20℃くらいだと、道路は滑らないし、雪がキュッキュとなっていて、気持ちもピリッとするので、それはそれ良いなと思います。深雪の中を、雪をかき分けながら歩くよりは数段気持ちが良いです。
ちょっと気になったのでまたグラフ化シリーズです。
「そんな冷え込んでいたら雪はずっと積もったままなのか?」という疑問です。感覚的には降ったときの「ふかふか感」は太陽の光を受けるだけで締まった感じになって確実に減っているように思うので。
気象庁のページで千歳の一日ごとの変化を見てみます。
気温と積雪の軸を同じにするなんてあり得ないのですが、それほど混乱もしないようなグラフになりそうなので、そのままにしてみます。
一日の平均気温が青い線です。
参考までに今年は小寒が1月6日、大寒が1月20日です。
最大寒波襲来と言われた20日からは確実に下がっています。なんせ最低気温が強烈ですからね。最高気温は15日くらいからまあ割と安定しています。となると昼は溶けているのかもな!と期待してしまいますが、黄色い積雪のラインはこんな感じ。
なんとなくですが、最高気温が高めの次の日は雪が減っているように見えますね。
トレンドラインと呼ばれる値の変化の様子を可視化したものを追加してみます。気温は1月に入ってから確実に低下傾向が見てとれます。最低・最高・平均どれをとってもしっかり「低下」です。
でもかなり傾きは小さいですね。
降雪量と最深積雪はこんな感じです。
相似的に変化しているということは、降った分が単純に積算されている訳ではなく、積もってもしばらくしたら積雪量が減っていると言うことになりますね。その理由は気温や日射なのでしょうか?
このグラフだとどうでしょうか?
でも印象と違って、積雪量は確実に増しているんですね。これを続けて作成していくときっとどこかを境に雪が減っていくのだろうなと思います。
なんだかよくわかりませんが、「気温が上がった翌日などには積雪量がちょっと減るかな?」位は言えそうな気もしますね。ただ、気温が下がっても雪が供給されないので、そこがなんとも言えないところです。
トレンドラインだけで見てみると1月の傾向はわかるような気もしますね。
「1月は気温が下がって積雪量が増えています」ということになりそうです。これ、他の地区とか、長期間でやるとめちゃくちゃ面白そうだなという気になってきました。
ちょっと寒すぎたんでこんなことやってみましたよという話です。
まあでも、面白いのは散歩してみると色々な痕跡が残っていることなのです。
例えばこれなんて、普段は絶対に水に浮かんでいるカルガモたちの足跡。こいつら人が見ていないとこうやって上陸して歩いてるんだよね、絶対に。その証拠写真です。
これは雪面にカラスが着地したあとですね。サイズ的に。何やってるのかわかりませんが、カラスは頭が良いですからね、何をやっているのかわかりません。
ということで、寒いのは悪いわけでも何でもなくて、楽しいんですよね。
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