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強烈な放射冷却

千歳市は北海道内では降雪量が少ない地域ですが、気温は低めです。

今朝、(1月22日)は今シーズン最強の冷え方でした。近くの電光掲示板を確認に行ってみるとこれです。

あー低いなぁと思っているうちに太陽光によって0.1℃上がりましたので、日の出前はかなり低かったのではないでしょうか?寝坊するとこういう残念なことになってしまいます。気温の正式データが楽しみです。

そのまま千歳川沿いを散歩してみました。フードをかぶるとこんな気温でも案外いけますw

こんな感じですからそりゃいってしまいますよね。

川からの水蒸気が完全に霜になっています。これは楽しみです。

ビビりながら河原まで新雪をこいでいくとこんな感じです。霜の長さは今日は1cm位ありました。風が弱かったのかな?これだけ成長しているということは。

この石についた氷を見ると水位は下がっているんですね。千歳川は水源が支笏湖ですが、上にはダムがありますから水位は調整されているので。今年は雪が少ないからなのかも知れませんね。

どうやってできたのかわからないこんな透明度の高い氷がついていました。

きっと太平洋側の海岸で見られるという話のジュエリーアイスってこんな感じなんだろうなと思います。こりゃ撮影に行かないと駄目ですね!さあ、動くか!

猛烈に冷えたのでとにかく流域全体がこんな感じみたいですね。やー寒いですが本当に綺麗で満足です。そしてもちろん欲求を抑えられずにこの霜は「味見」してみましたw。

雪を食べたことがある人はわかると思いますが、なんとも言えない「臭い」があるんですよね。きっと何らかの凝結核がその由来なのでしょうね。息が白くなるのもこの凝結核が必要で、空気が綺麗で凝結核がない南極では息が白くならないそうですから不思議です。どんな感じなのでしょうね?¥そしてその話は本当なのか検証してみたいけれどねぇ。もちろん雪の味見もしたいしw

すれ違ったこの柴犬、残念ながら足がめちゃくちゃ冷たかったようで、交互に足を上げていました。

イヌに靴なんて、とか思いましたが可哀想ですね。でもキタキツネなんて外で寝てますしね。たくましいよね。

ハクチョウたちも静かにしていました。絶対に足冷たいですよね。もっと南まで渡っていればこんなことなかったんで,それは自己責任です。

ってことで、こんなに冷え込む放射冷却。昼間は地球から出ていく熱よりも太陽から受ける光のほうが強いため、地表は温められます。 逆に、夜は太陽光線はなくなるのに対し、地球からは赤外線として熱が放出され、宇宙空間に逃げていくために地表は冷えていきます。ところが雲があるとまるで布団をかけているように、今朝の自分だったらフードをかぶったのと同じように、空気中に熱がこもるような状態になるわけです。

昨日の夜から今朝までのようにずっと快晴だと、見事なくらい熱が逃げてしまうんですね。それが放射冷却という現象です。図をざっくり書いてみるとこんな感じですね。

星や月が綺麗だよね!と引き換えでこの放射冷却をくらうって事ですね!まあ、どっちも楽しみ方次第ということです。

放射冷却→the radiation-cooling phenomenon


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