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火星のとなりに

久しぶりに月が出たので、写真を撮っておこうということで、まだ日が沈みきっていない時間帯に一枚撮影した。天気予報は夜から雨という予報だったから晴れているうちに撮っておこうというのもあったのだが。

今日の月は納めたので、まずはゆっくりセ・パ交流戦を見ながらと思っていたし、日ハムが滑り出し好調で2−0で安心していたのに、いきなりホームランを打たれて同点になってしまい一気に意気消沈。ちょっと外を見てみるとかなり空は暗くなり、雲の晴れ間もないわけではないので、ちょっと散歩にでも出ることにしました。

目的は、ちょっと晴れ間が広がったら月と火星の位置関係を把握しようというものです。数時間でもずいぶんずれが生じることはすでに前回までに確認済みなので、今日は数日間経過した時の位置関係をと思ったのです。

月の周りはそれなりに晴れていましたが、火星があるだろう場所の雲がなかなか厳しい感じです。

あまり光の影響を受けない場所を探してみようと、近くの跨線橋まで行って見ましたが、目視ではまだ火星が確認できません。空が明るいんですw。

しばらく経過して、スマホで撮影してみると思った通りの場所に火星が確認できました。ずいぶん離れたもんだなとか思っていたら、どうも似たような場所にそれなりに明るい星が写っているのです。

しかも、月とそれらの星は一直線上に並んでいますから、どちらかが火星であろうというのはわかるのです。そう、中学校時代に習った黄道上にあるのです。

もう少し暗くなると火星の色味でわからないかなと思いましたが、どうもはっきりしません。もちろん望遠鏡などで観測すれば良いのでしょうが。

帰宅して・・・5−2になっていたので、ちょっと気分よくなりましたが、星座の確認をすると獅子座のレグルスが丁度火星の近くに見えることが分かりましたので、両方の位置関係もわかりました。

せっかくなので獅子座の一部の線も追記して見ました。こういうことになっていたんですね。

ちょっと気になる黄道十二星座

ちなみに、そもそも黄道12星座にはどのくらい一等星があるのかという話から始まりますね。

星座名(順不同)一等星の有無一等星の名前
おひつじ座❌ なし
おうし座✅ ありアルデバラン
ふたご座❌ なし(2等星カストル/ポルックス)
かに座❌ なし
しし座✅ ありレグルス
おとめ座✅ ありスピカ
てんびん座❌ なし
さそり座✅ ありアンタレス
いて座❌ なし
やぎ座❌ なし
みずがめ座❌ なし
うお座❌ なし

せっかくなので黄道12星座の中の明るい星や、黄道上にそれらの星が来る可能性があるのかをまとめてみました。

一等星星座黄道からの距離
アルデバランおうし座約5°(近い)
スピカおとめ座約2°(非常に近い)
アンタレスさそり座約5°(近い)
レグルスしし座約0.5°(超近い)

これで今回の現象は納得です。

そして翌日は空のコンディションも良かったので、もう一枚作成してみました。こんな感じで、昨日よりも黄道からはずれているような気がしますけれどね。

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