紙に書いてある知識を注入することには一定の意味があるのかも知れませんが、なんだかもうそんな時代じゃないのになと思ってしまいます。
ワークシートの内容も穴うめ地獄で、これって30年以上前に自分がつくっていたワークシートそのものみたいな感じで、「原点回帰?」いやそんなことないよねということで色々考えさせられます。
今日もそんな話から、月までの距離をどうやって測るかとか、コーナーキューブミラーの話とか、そういえばアポロってさぁ的な話は俄然盛り上がるので、ニーズはそっちよねと実感させられます。
特に面白かったのは、あのアポロってこのアポロから来てるのか!?って反響があったのです。そこで、もちろん「正しいアポロの食べ方」を確認するとやっぱり一定数が「赤い部分は絶対に外して食べる」という人がいるのです。
で、うまく外す専用器具作った人がいる話をして検索してもらうと…
あのお菓子の「アポロ」を分解するための工具が開発される – GIGAZINE
これですね。
「ほしーーーー」とか「こういうのやりたい!」って話になって凄かったんです。
こういう生徒たちには今なら3Dプリンタとレーザーカッターを与えれば何でも作り出しそうですよね。要はこういうヒントと基礎的な学力とモチベーションと柔軟さを組み合わせるとバランス良く無敵になるんじゃないのって話なんですよ。
バランスよ、バランス!
もちろんこの治具の話がメインではないですからね、流石に。ただ、ポテトチップスをはさんで食べる治具なんて意味ないよね的な話をすると「ゲームのコントローラーやばいことになるんですよ、ポテチ食いながらやったら!」という話を教えてもらって、「そういうことなのかぁ」とこの年になって教えてもらう訳なんですよw
さて、そんな連中、土曜日に参観日の授業がやってきます。
まさか穴埋めプリントをひたすらやるわけに行きませんから、スーツを着たまま100円ショップで買ってきました、これ。
もう通報案件です。散々迷ってこの色や粒のサイズを購入です。
330円で、ベテルギウスの赤やリゲルの青、その他諸々で白を買いました。M42はどうしようか困ってますw
何をするのか…オリオン座をつくります。
今日の時点では「天王星まで30AUもあるのかよ、遠いな〜」とか、明日の時点では「太陽って地球の109倍もあるのか、でけえ」ってなっているのをオリオン座ってこんなにでこぼこな今まで知らんかったわ、とか、え??ベテルギウスって太陽の1000倍以上??どういうことってなる予定ですw
これをやって初めて「天球ってそういうことね」となるはずですし、次に勉強する「銀河系の直径が10万光年だと?どういうことよ」とか「そんな銀河が数兆個ってどうなっちゃってるの?」って話になって「そりゃ宇宙人いるわな」になれば良いなぁと思っていますw
オリオン座はできたらお見せしましょう。
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