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Don’t you wonder sometimes ?

つぶやき

「Yes, and…」or 「No, because…」

縄文時代は1万5000年前にはじまって、1万年以上も続きました。年代測定の技術などから、最近はさらに色々な面がわかってきたようで、この先だってもっと色々な事が見えてくるに違いありません。

先日、胆振地方の遺跡を巡ったのですが、今までいったことがなかった入船遺跡にも行ってみました。たまたま現地のガイドさんが大変丁寧にガイドしてくださってもの凄く勉強になりました。

この地区は今でも積極的な火山活動をしている地域ではありますが、この火山活動によって、他地区と比較すると大変遺跡の保存状態が良いのだそうです。この人達の活動の時代に火山活動が活発化していなくて良かったなと思いました。

文字などがありませんから、この時代のことは遺跡の様子や出土した土器や石器などの様子から想像していることではありますが、病気で骨が大変細くなっている状況なのに、随分な年齢まで生きていたという事実などから「相互扶助」の体制が構築されていたと言うことです。

相互扶助かよって思いました。
生活していく中で、色々な事を考えさせられますが、最近自分が納得したフレーズがこれです。

必ず「No, because…」という人がいるので「Yes, and…」で行きたいなって話です。きっと縄文の時代だってそうですよね。それこそ「言語」が成立していたかどうかはもちろんわかりませんが、みんなが「Yes, and…」精神だったからきっと1万年も続いたんじゃないのかなって。多くの人が「No, because…」だったとしたら、組織としてうまくいくはずないんですよ。
自分も今まで「No, because…」って人と「ですよねぇ」ってなったことがないもんなぁ。

出土品を見ていると、本当にみんな「みごと」なのですが、全員こんな風にできたとは思えないのです。「ごめん、おれ石器作り苦手だから漁行ってくるわ!」とかあったと思いませんか?そうやってみんなで助け合うからきっと続いたんだろうとおもうのです。

なんかやろうとしたときに、「No, because…」は強烈な負の加速を与えていると言うことを肝に銘じて生活したいなと思いました。

別に今の生活を1万年も続けるわけではありませんし、何年も続けるかだってわかりませんが、何日間で終わるとしたって「Yes, and…」精神の方が良いに決まってますからね。

でも、例えばですよ、こんなおいしそうなパフェがあったとします。これ、もう一種類にしてシェアしませんか?って聞かれたとしたらみんなはどうしますか?自分は確実に「No, because…」ですw(アレ?人によるかもなw)


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