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Don’t you wonder sometimes ?

実験 観察 教材

食塩を作る

いろいろな実験を進めていくと、気になるのが「基本的な物質」のでき方です。

単体は気体の発生などでみんなやっているのですが、割と身近な化合物である

塩化ナトリウムは作ったことないよねって話です。食塩ですね。今度、秋田でそれをネタにワークショップをやるのですが、塩化ナトリウムはかなり面白い物質です。

例えば岩塩からきれいに結晶を割り出すことができますし、再結晶でも美しく結晶を作ることができます。

でも、化学的に合成するのはなかなか厄介です。

塩素とナトリウムを使わないとできないからです。

塩素は初めて使われた化学兵器でもある毒ガスです。空気よりも重く刺激臭があって水に溶けやすい、そしてうっすら緑色なんて話をするのですが、実際に見せたことがある人はあまりいないかも知れませんね。

もう一つがナトリウム。それは金属ですので、金属光沢があります。でもそれはあっという間に消えて無くなるのです。それほど反応性の良いもので、空気中の水分とも反応してしまうからです。そのまま放置もできませんから、一般的には灯油中に保管します。

ラッキーなことに金属ナトリウムがありましたので、それは物質の性質〜金属として見せました。水と激しく反応することや、それが溶けると水酸化ナトリウム水溶液になること、水面では激しく反応した熱で溶けて球状になることも観察できます。融点が97度なのでそれ以上の温度になっているということです。確かに背後に発火することも多いですからね。

この二つを反応させれば塩化ナトリウムになるのはわかりますが、なんだか結構やばっちい実験です。

四泊五日の修学旅行の引率後に参加したうちらの例会では、この実験をすることになりました。

他にも色々やって頭を抱えてしまう場面もありましたが、まあそれは現実として、また色々な理由で投稿は差し控えますw

まずはナトリウムを灯油から取り出して切り出します。6面全てをカットして割立方体に近い感じで切り出してスタンバイしておきます。今考えるとこれは何も立方体である必要がなく、むしろ薄い方が反応しやすかったように思います。

これを試験管に入れて、塩素を吹きかける準備をしておきます。これ集気瓶でやるのは完全なるドラフトがないと無理ですからねw

次に毒ガス、塩素を発生させます。

本当は濃い塩酸があると良いのですがあいにく在庫なし。なのでこんな感じの塩素ですが、

ゴム管で試験管に導入して反応。まあ、確かに表面が白くなってきて、全体がその白色のものに覆われます。

さて、これが塩化ナトリウムなのか??

どうしたものか??

試験管からこの塊を取り出して机の上に落とします。表面の白色の結晶が飛び散りましたので、意を決してなめてみると・・・うん、食塩だ!塩化ナトリウムができています。(特殊な訓練を受けているので決して真似をしないでください!まじで!)

でも、一応確認をしてみることにしました、確かに味は塩味なのですが、信用できないからです。アルカリに反応するフェノールフタレインを滴下すると、ほらみろ。アルカリ性でした。結局、塩化ナトリウムと水酸化ナトリウムのミックスなんだろうね。

特に、表面でなく少し内側の方は。その証拠に、塩素と反応していない部分は顕微鏡で観察するとジクジクしていました。

次回がもしあるとしたら(多分すぐやるはず)、ナトリウム変を小さくしないとダメなんだろうなと思います。それかもう少し高温でやった方がよいのか。色々工夫してみたいと思いますw。

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