去年の春にモリアオガエルの卵を貰い受けて育ててきました。冬眠しかけそうになったものを起こして、暖かい環境に置いているので、餌は問題ですが無事に成長しています。
ある程度の段階で何人かに分家させましたが、その後どうなっているのかはわかりません。
自分が飼育しているものは3匹が成体になりました。サイズから考えるとおそらくメスが1でオスが2です。しかも残念ながらまだ動画にはできていないのですが鳴く声も聞こえますので順調に成熟もしています。
そうなると心配になるのが産卵です。なんせ水に張り出した木の枝に登って産卵するんですから、今の環境では全く無理なのです。
ただ、調べてみると繁殖に参加できるようになるのは二年目いこうということですので、今はまだ小さな可愛い個体を死なせないように餌を供給しながら育てていこうと思います。


モリアオガエルは北海道にはいませんので飼育経験は今回が初めてです。いろいろなノウハウがありそうですが、ポイントのようなものがあるのであれば教えていただきたいところです。
きっとノウハウがあるはずなんですよね・・・どうなのかなぁ。
今はとにかく何をしても可愛らしく、オーストラリアからこんなチョコレートを買ってきてくれた生徒もいて、一応リクエストに答える形で撮影してみました。ただ、オス・メスでこんなにサイズは違うのですが(下がメス)、もう一匹がオスなのでうまく乗せることができなかったです。

カエルを大切に育てるというのは餌用のコオロギをふんだんに用意するということに直結していますので、色々矛盾を感じながらではありますが、現実を考えながらこのようなことになってしまっているということです・・・。
ちなみに今はその餌となりうるコオロギに産卵させてそれを育てているという猛烈な矛盾状態にいるわけですwまあ、「何かを育てる」ってそういうことですよね。


自然科学ランキング