ギンヨウアカシアというマメ科の植物があります。日本ではもちろん外来種なのですが、ミモザという名前の方がはるかに一般的かもしれません。
このような黄色い花を咲かせるのです。これ、まるでオジギソウの花のようですね。
ところがこの辺に面白い落とし穴があって、このギンヨウアカシアは「マメ科ネムノキ属」なのですが、ミモザというのは「オジギソウ属」のことなので、混乱してしまっている例ですね。
マメ科なので、鞘のある果実を作ります。花を咲かせてはいますが、温室内ということもあるのか、完全に熟した果実も見えています。
園内ではこの種子から育てた20cmほどの樹高の苗も売られていました。
百合が原公園の大温室にあるこの木は樹高が6mもあるそうです。20cmの株がそこまで育つには何年かかるのかわかりませんが、小温室でほぼ満開になっていた1m〜2m程の樹高になるまでは意外と早いのかもしれませんね。
でも調べてみると根が浅いようで、外で植えるのであれば強風注意という感じなのでしょうね。
ギンヨウアカシアという名前でわかるように、確かに葉が銀色に見える角度があるような気もしました。マメ科らしい偶数羽状の葉を持っていますね。この葉も綺麗で、リースなどに利用されるのはよくわかる気がしました。
ちょっと植えてみたいなという気分にはなりますね。
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