12月に更新できなかったのは単純に時間がなかったからなのでしょうが、1月に入っていつもなら更新できそうなのですが、全くできませんでした。
その理由はネパールにいたからです。1/4〜1/13までの間、ネパールの私立の学校にボランティアツアーを組んで引率していたのです。
公式な引率ですので、その間個人的な行動はほぼできず、もちろん飲酒もできず、更新する余裕もなくという日々でした。
ただし、基本的には学校がお金を出してくれているので、そこは「しっかり活動しています」という報告をしなければいけないという謎の真面目ぶりを発揮し、毎日全体のミーティング終了後にその日の出来事をまとめるという作業を進めていました。
結局毎日1時過ぎまで作業をして、朝は6時には起きていましたのでなかなか大変ですw。
でも、その日のうちにまとめると、記憶も新鮮なので「あれもこれも紹介しないとな」となってしまいますので、毎日4000〜6000文字くらいになってしまうので面白いですw。
なんだかこれは「楽しんでいる」ようにうってしまったようで、「誰よりも楽しんでましたね」とか言われると苦笑いしながら「そうですね」と言ってしまいますw。心の中ではもちろん舌打ちしてるんですがね。
まあでも感動したのは「言語」に興味を持っているという生徒は驚くべき吸収力で、ネパール語もガンガン吸収するのです。
もちろん、モチベーションが違う現地ネパールの生徒たちの生徒はとてつもない勢いで吸収します。
「今日の朝は何を食べました?」と英語と日本語で教えると、次の日には「今日の朝は何を食べましたか?」って聞いてくるのですから驚愕です。
でもこれってきっと「センス」なんだろうなと思いました。年齢もあるかもしれません。いずれにしても「若さ」ってすごいなと思いました。
さて、個人的には今回のネパール訪問は3度目です。
過去2回の訪問で知り合いになって未だ繋がっている数名がわざわざ連絡をくれましたので、会うことができました。
こういうのって本当に嬉しいですよね。今回参加した生徒たちにも、せっかくいの機会なのでSNSで繋がりを作っておこうという話をしておきました。実際にアタックしてInstagramのアカウントを交換しあっていましたので、それは次回にうまく接続・活用してほしいなと思いました。
現地の学校では、「日本人は本当に真面目に働くから、少し休み休み作業してくださいね」という話を何回もされましたが、残り時間と作業量を考えると全然終わらないことが予想だれていたので、まあ一生懸命働いていました。そのせいでしょうか?過去にもいろいろな国の人たちが携わったはずの学校のホールの正面の壁にはこのように両国の国旗を書いてくれということになりました。でも、ネパールって漢字では「尼婆羅」って書くんですね。これはちょっと残念な気はしました。
ネパールの方達は、インドの方達と似ているように思われがちですが、不思議なくらい違います。本当に穏やかで親切。今回いちゃもんをつけてきたのはただ一人。それは全然なんの注意書きも書いていない太鼓を何回か叩いて音を確認してみたら、全然そこの施設にも関係のないやつが飛んできて、「この太鼓は1打 $6(US)なんだ、お前たち今6回叩いたよな!金払え!」って言いがかり。もちろん全面スルーでやり過ごしましたが「ネパール人は貧乏なんだぞ!金払えよ!」とか言ってましたが「じゃあ、フラフラしてないで働けや」って話になるんですよねw。
でもまあ、たったそれだけでしたので、本当に良い人ってことになります。
今回の旅では、学生さんたちは強烈なインパクトを感じただろうなと思います。それは飛行機を降りた時からすでに始まっていました。匂いも音も全然違うのです。道路に信号機がないこと、トイレにトイレットペーパーがないこと、電柱にある電線類が尋常じゃないこと、肉の売り方や捌き方が独特なこと、物の価格設定が強烈に低いこと、そして最後は実際に見学することができた火葬の仕方など・・・とにかく違うのですが、それを受け入れて随分成長できたのではないかと思います。多様性を感じることができるのは大きなことですよね。
そしてさらにご飯も美味しいので、またネパールに行くことになるんです!今年度内に。楽しみです。
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