ざっくりいうと、花弁は葉から進化したと言われています。ということは花を観察したら気孔も見えるのだろうかということになります。
卒業式に飾られていた花が処分されそうだったので、色々な花の花弁の裏表の標本を作ってみました。
胡蝶蘭のものは特徴的でちょっと面白かったです。ところが、写真を撮る前に捨ててしまいましたw
所々に気孔が見えるのです。これは本当に面白いです。次年度の研究テーマはこれに決まりそうな予感です。色々な植物の気孔を標本にして分類していくだけで色々なことが見えてきそうな予感はあります。
極楽鳥花と呼ばれる単子葉類の花もありました。残念ながら葉はないのですが、花柄の部分に葉のようなものがありましたので確認しました。
こんな感じでしっかり観察できました。なかなか面白いなと思います。花はまだ元気で、切り取って観察するのがなんだか申し訳ないなと思ってしまいます。
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