百合が原の温室にはものすごい量の柑橘類が展示してありました。
こういう展示があるところでは、探すのは一つ。
原種の一つ、ブッシュカンですね。
ウロウロして発見。多くの人が写真を撮ることもなく、おまけに果実は一つしかついていない寂しい感じの枝ぶりでしたが、目的の果実は見ることができました。よかったです。
柑橘類の内側を見るとわかるように、内部は内皮に包まれたいくつかの部屋に分かれています。
見た目は外果皮で覆われてまるで一つの塊のようですが、ブッシュカンはそれが分かれているのです。見た目的には美しい感じがしませんし、美味しそうにも見えません。
これは漢字だと「仏手柑」と書くのですが、見方によっては確かにそんなふうに見えなくもありません。
内部はどんな状態になっているのか気になってしまいますが、内皮に包まれた「実」の部分はないそうです。つまり食べるところがないということになりますね。食用に売られているものを見ると、「砂糖漬け」にされていることが多いです。マーマレードにも良さそうですよね。
今回でまた新しい写真が増えましたが、今までのものも集約しておこうと思います。ここは写真の整理整頓の意味もあるので、というかむしろその目的なのでw
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