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つぶやき

【点子ちゃん】問題と探究型授業

追い詰められていた原稿の最終稿を出したので(と言っても、もちろんゲラが戻ったら修正が必要です)、気分転換のために、きっと気分転換になんてなるわけないよなと思いながらも「Stella. Ein Leben. 英題▶︎Stella. A Life. 邦題 ▶︎ステラ:ヒトラーにユダヤ人同胞を売った女」を観に行きました。それも朝の09:20からのものです。にしても邦題のサブタイトルがビビるレベルですね・・・ネタバレ以外の何物でもないですよね。Ein Lebenなら「ある人生」とか「ひとつの人生」で良いはずなのに・・・(泣)

見始めると、あんな状況下でもJAZZの演奏などで頑張って、戦争が終わるのを心待ちにしていて・・あまり書くとアレなので書きませんが。

でそんな中ご両親がこの主役であるステラと別れ際に「・・・・点子ちゃん・・・・」と声をかけているシーンがありました。???となりましたが、文脈的には愛娘と別れるので「・・・・天使ちゃん・・・・」だろうと思いました。文脈的にも。まさかの誤変換か??なんて思ってそのまま進み、また最後の方で「・・・・点子ちゃん・・・・」が出てきて。なんだか気になって仕方がなかったです。

観に行った報告を兼ねてSNSに「点子ちゃん問題」をアップしたら、映画マニアの身内から「他にも言っている人がいたけど、どうやら違うらしい」という情報をもらいました。ドイツ語に使われる ¨(ウムラウト)に関係しているらしいという情報なのです。

なんと「「点子」(Pünktchen) という名前は、点 (Punkt) のように小さな子という意味。 語尾の「chen」は、ドイツ語の名詞の語尾に付けて「小さなもの、愛らしいもの」を示す縮小辞である。ということです。なるほど、主人公のステラはもう十分大人ではありましたがこの表現だということですね。妙に納得しました。

「chen」ってそんな意味だったのかぁ。でもこれ「チェン」ではなく「ヒェン」だよな。一安心。

そういえばKatze(猫) → Kätzchen(子猫、猫ちゃん)ってあったな。あの人元気なのかなぁ??

とりあえずこの「点子ちゃん問題」は解決しました。ただ、自分の教養がないのは棚上げしてなんですが、これ見ている人はみんなわかったのかなぁ?という疑問は残ります。

次はシアターキノに移動して前から気になってたこれです。メキシコの映画ですがこれまたやってくれてます。原題は「Radical」なのですが邦題がこの「型破りの教室」です。このRadicalはきっと「革新的な」として使われているような気がしますが、内容もやはりそんな感じでした。でもまあ、割とやっていることは同意できますし極端に違っていないような気もしましたがどうなんでしょうか?まあ、主人公はかなり「探究型学習」でしたが結局自分は「PBL型」から離脱できませんので、彼はすごいなと思いました。

でも彼よりもすごいのは校長先生だなと思いました。彼の破天荒なやり方をしっかり受け止めて完全バックアップ。そんな職場で働くことができたら最高なのでしょうが、もうこの教員人生が終焉を迎える時期になっているにも関わらず、結局あのスーパーハードなN中学校時代の数年間だけだったように思いました。公立とか私立なんて関係なくて結局はそのときのトップの度量の問題なんだなと感じます。

そんなN中学校時代は、リアルにドラマ化できるくらいのハードな生活でした(現に何人かの教員が年度途中でいなくなりましたので)が、めちゃくちゃ面白かったしスキルアップにはつながりましたしねぇ。

こんなことがあるからその時のいろいろなことも良い思い出に塗り替えられるのよね。

久しぶりにあの頃の管理職二人と飲みたいなぁと思いました。この彼とはそのうち飲むでしょうしね。

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