沖縄県で桜が咲き始めたのが1月、北海道の網走では5月に入ってからということで、結構日本は広いよなぁというか南北に長いよなぁと痛感させられます。

多くの日本人はやはり桜が咲き始めると喜んでしまうのはなぜだろうと思っていましたが、なんだか近年そんな気持ちもわかるようになってきた気がしないでもありません。

自宅から徒歩圏内の公園にカメラを持って出掛けて撮影してきました（レンズはマクロのみw）。

案外多くの人出があったのは、天候のせいなのか桜の効果なのかわかりませんが、とにかく犬を連れて散歩をしている人たちが非常に多かった印象です。

午前中に行ったのすが、割と強風の中ではありましたが、ピクニックシートを持ってきて桜の木の下に陣取っている若者などもいて、健全だなぁと思いました。まあ、そこに座ってみんなでスマホで何かやり出したりしているかもしれませんが、そうじゃないことを祈りたかったので早々にそれらが視野に入らない場所に退散です。

ここは実は桜よりもライラックで有名な公園です。それにはまだ2週間ほど早そうですから、そのうちまたカメラを持って訪問したいなと思いました。

さて肝心の桜ですが、たくさん咲いているとやはり美しいですよね。そして、全景を撮ることはできないようなのでやめましたが（周りに人がたくさんいて、自分の美的センスにフィットしないためw）、拡大してみたり、空の青さとの対比はなかなか見事でした。

千歳市の駒里小中学校に勤務していた頃には、それこそ土曜日に部活動をやった後などには桜の木下に置かれたベンチに腰掛けてたわいもない話をして、蜜を舐めに来るヒヨドリの写真とか撮ってたよなぁと毎年思い出します。

そう考えると、授業もあったし部活もあったけれど、なんだか色々な余裕があったんだよなと思い返すことができそうです。決して暇だったわけではないのでしょうが「忙しい」という字のように「心を亡く」していたわけではなかったよなと思い出します。

今でも覚えているあの写真はどこにあるんだろ？ブログシステム（無料だった時）のが無くなってしまって、掘り起こすこともできないので、本当は撮影したいんですけれどね・・・今年も花が終わってしまいました。

まあ、そんなもんですよね。ライラックに期待しますw