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なぜかまたモモイロペリカン

久しぶりに円山動物園に行きました。高校の遠足の引率です。天候が心配でしたが、気温もちょうど良い感じで無事に終了できました。

いろいろと気になる動物たちはいましたが、亡くなってしまっている動物も多く残念な感じもありました。

今回「も」結局一番撮影枚数が多かったのはこのモモイロペリカンでした。

モモイロペリカン――その名前を聞くと、ほんのりピンク色の大きな鳥を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。ところが写真を見てもこんな程度です。

もちろんサイズ感はわからないでしょうが、彼らはペリカン科の中でもひときわ大きく、そして優雅な存在です(個人の感想です)。

学名はPelecanus onocrotalus、英語では「Great white pelican」や「White pelican」と呼ばれていますが、和名の「モモイロ」は、繁殖期に体がピンク色に染まることから名付けられました。

普段は写真のようにほぼ白色ですが、繁殖期になると全身が淡い桃色に染まり、頭の後ろの冠羽も目立つようになります。

その巨体は圧巻で、体長は1.4〜1.7メートル、翼を広げると2メートル以上にもなります。体重は5〜10キロほど。くちばしの長さは約45〜50センチもあり、先端には大きな喉袋がついています。この喉袋は、魚をすくい上げるための“網”のような役割を果たします。

Net上では色々なものを大量に餌を飲み込んでいる動画もあったりします。

モモイロペリカンはヨーロッパ南東部やアジア南西部、アフリカなどの湖や沼、河口付近に生息しています。冬になるとアフリカ中部から南部、インドやベトナム南部などに渡って越冬します。日本では野生の個体はほとんど見られませんが、沖縄で迷鳥として記録されたことがあるようです。

 彼らの暮らしぶりはとても社交的で、数十羽から時には数万羽もの大きな群れを作ります。特徴的なのは、集団で魚を追い込む狩りのスタイル。5〜10羽ほどの小さなグループで水面を泳ぎながら魚の群れを囲み、逃げ道をふさいだところで一斉に喉袋を使って魚をすくい上げます。その様子は、まるで連携プレーを披露するアスリートのようです。主な餌は30センチ以下の魚ですが、時にはエビなどの甲殻類を食べることも。珍しい例では、他の鳥の雛を丸飲みすることもあるそうです。実際に見に行きたいなと思います。

繁殖はコロニーを作って地上に巣を構え、1度に2〜3個の卵を産みます。野生下での寿命は15〜25年、飼育下では25〜30年と、比較的長寿な鳥でもあります。

動物園での給餌シーンはどうなっているのかめちゃくちゃ気になります。

あそれもそうなんですが、一枚目の写真の水かきもなかなかですよね。これは圧力を見事に分散していて、ぬかるみとかでも強そうです。

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