いつも何かある入国審査が若干心配でしたが、飛行機は予定通り到着したので、早速入国審査の列に並びます。今回は他のピントの重なりもあまりなかったようで、エアカナダのタグをつけている。お客さんが何人かいた位でかなり空いていたように思います。今までの入国審査の列では最短だったかもしれません。
審査官も非常にあっさりした感じで、余裕で通過でした___と思いましたが・・・何故か通過後に職員と思われる女性に呼び止められました。またこれかと言う感じがしましたが、どこから来ましたかと聞かれ「from JAPAN」と答えるとじゃあ良いですと言われて終わりました。一体何だったのでしょう?どこと答えたら追加質問されたのでしょうか?
北京空港はずいぶん大きな空港で待ち合わせ場所までは電車で移動になります。iPhoneに設定したeSIMが思ったようにうまく動かず、若干焦りましたが、困ったときの再起動で無事に認識しすぐに使えるようになりました。
WeChatで到着したと言う話を伝え、税関を超え無事に合流。もう1人は3時間後に到着するので、さてどうしましょうと言うことに・・・あまりにも時間があるので、空港から最も近い街のどこかでご飯を食べましょうと言うことに決定。
地下鉄を利用しましたが、まずは隣のターミナルにより最初の駅なのにずいぶん長い時間走ったように思います、空港がでかいんです。
その駅からほぼ直結のスーパーマーケットに行ってスーパーマーケットの野菜や鮮魚コーナーを見に行きました。自分たちが勝手に抱いている中国産の野菜などのイメージとは全く違い見たこともないような興味深い美しい野菜が大量に売られています。自分が1番気になったのは落花生のもやしでした。これは滞在中に何とか食べなければいけないなと思い、さすがに今日ではないので買いませんでしたが、気になってしょうがない食物の1つです。



その後、フードコートで軽くご飯を食べました。WechatPayの設定がうまくいっておらず、苦戦しましたが、何とかその場でクリアしこの後はうまくいくのではないかと思いましたが、まぁなかなか難しいことがわかります。

あっという間に到着時間に近づいたので、そろそろ空港に戻ろうかと言うことに。まずはフライトレーダー24で到着予定の飛行機を検索すると・・・まさかのもう到着しています!
まぁそれでも通関には時間もかかるので、早速先程の地下鉄を逆戻りし、空港に到着。税関後の人がたくさん待っているところで、しばらくすると向こうからいつもの感じで歩いてくるのが見えお互い一安心。
ところがこんなにスムーズに合流できるとは思っていなかったので、予約してある天津までのバスの時間まで約2時間もあります。もう食事も済ませてあるので、近くのカフェに入って休憩することになりました。
2時間長いなぁと思っていましたが、全くそんな事はありませんでした。もう一台のSIMの設定に猛烈に手間取り、結局なかなかつながらないままバスの時間になりました。
その日の最終便なのですが、バスに乗るのは自分たち3人だけのようです。ひょっとして自分たち3人が乗らなければこのバスを走らせる必要がないのか・・・と思うと大変申し訳ないような気にはなりましたが、そんなこと言ってられないのでもちろん乗ります。まあ、隣のターミナルから追加で2人乗ってきましたので、なんとなくほっとさせられました。でも客5人かぁ。

ここから天津までは約2時間、なかなか豪華なバスではあります。飛行機での時間の関係もあり、割と疲れているなぁと言う感じでしたが、外の風景も気になるのでうとうとした程度でもちろん熟睡はできません。
ここでもまた日本で抱いていた中国のイメージが大きく変わります。今までの支払い方法もそうですが、ずいぶん洗練された感じになっており、電気自動車の普及率も圧倒的。いろいろな面で完全にもう負けているなと言う気にさせられます。
まぁ何が勝ち負けかと言うわれるとなかなか難しいのですが、勢いが全然違うと言うのは間違いないでしょう。
天津駅のバスターミナルに到着し、そこからさらにタクシーを使ってホテルまで移動します。タクシーで呼び出しもアプリです。どの位置にいるので、あと何分で到着する。その車のナンバーはというあたりも全て通知。もちろん日本でもそのようなシステムはありますが、ほぼみんながその仕組みを使っているようで、普及率と言う面で徹底されているように思いました。
1台流しのタクシーがクラクションを鳴らしながらうろうろしていましたが、誰も見向きもしません。どうやら南の方では自動運転のタクシーが実働しているようですので、中国では流しのタクシーと言うのはもうかなり厳しい世界になってくるのかなあと言うような気がしました。

ここからしばらく滞在するホテルに到着。これまた豪華なホテルで洗濯機もキッチンも付いています。唯一残念だったのは下にある飲み物や軽食の自動販売機が何故か自分のWeChat payでは使えないということです。近くにコンビニエンスストアなんてないので、買いそびれたら朝まで我慢と言うことです。ただそれはこちらのシステムの問題なので、まぁ自己責任と言うことになりそうです。
日本の時差なども含めて考えると、1日目の就寝時間はほぼ午前3時。まぁそれでも空調をバッチリ効いた快適なホテルで朝までぐっすり眠ることができました。結論は勝手に抱いていたなんとなく疲れるかもしれない中国の旅はきっと快適なまま終わるのではないかと言う期待に変わった1日目です。


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