1年生は火山の学習に入りました。うちの学校の窓、特に1年生の4階の窓からは活発に活動する樽前山や既に活動が終わっている風不死岳が見えます。
それなのに、「北海道には何個くらいの火山がありますか?」という質問には平気で「2個!」とかいう答えが戻ってきます。
もちろん「相談なし」にしてですが。その後自分が書いた数を確認しながら「え〜樽前山は火山かよ〜」とか言い出す始末です。それでもそういうのの繰り返しで興味を持ってくれるのではないかなと思っています。地道な取り組みが大切ですよね。あと、自分でしっかり考えて発信できるかどうかです。
今はタブレットも手元にありますから、すぐに検索はできるのですが、我慢させながら取り組んでいます。
例えば日本人は誰でも知っている富士山の話になってきますが、「富士山の上の方に雪積もっているのは高いからですよね?」じゃあどうして樽前の上には雪あるのに、隣の風不死岳はもっと高いのに雪見えないんだ?とかいいながら色々もめていました。このあと「噴火の歴史」
を知ればわかる事なので。そして図書館などに行かなくてもタブレットがありますからね。
さて、そんな話の中から「桜島って凄いんですよね」という話になりました。検索してきたのがこのサイトです。
せっかくなので、年間の噴火の回数をグラフ化してみました。グラフってわかりやすいですね!
こう見ると「ピークは過ぎたのか?」というように見えなくもないですが、そんなこともないはずです。ほとんど毎日にように噴火しているという感じですから、現地の人たちは大変だろうなと思います。
桜島の火山灰はどこかに行ってしまいましたので、新燃岳の噴火の時に採取してきた火山灰を使って、火山灰が降る大変さや均一ではない様子を観察させてみたいなと思います。
世界の色々な所の砂や日本の火山の噴出物を集めてきた成果がこういうときに発揮されそうです。
自然科学ランキング