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Don’t you wonder sometimes ?

つぶやき

高橋幸宏さん逝去

高橋幸宏さんが2023/1/11に亡くなってしまいました。YMOだけでなく多くの活動をして功績を残してくれました。ファッションリーダーだし。

自分が最後にライブで見たのはRisingSunで鈴木慶一さんとのTHE BEATNIKS。幸宏さんが「ここに来ないなんてもの凄く損だよね」っていっていたのをはっきり覚えていいます。そして同感。

もう一つ自分の耳に残っていて離れないのは、1982年の「JAPAN」の武道館でのライブに幸宏さんが参加したときのもの。ライブ自体がFMTokyo主催だったからなのか、今はなき…あるのか?「エアチェック」してカセットテープに入れたものを車で聞いました。それこそリアルにテープがすり減るほどです。

訃報を知って今更ながらCDを購入しました。それはJAPANのボーカリスト、David Sylvianがライブの中で幸広さんを紹介したフレーズが今ひとつ曖昧だったからです。


そのライブには坂本龍一さんと矢野顕子さんも参加していて、両氏を紹介するときには「KOKODE WATASHI NO TOMODACHI WO SYOUKAI SHIMASU 」といっていたのははっきり覚えているのですが、次の曲で幸広さんが紹介された時のフレーズがはっきりせず「TAKAHASHI YUKIHIRO」のあと「きゃー」という大声援でTaking Islands in Africaが始まったのは覚えているからです。こういうのはめちゃくちゃ気になりますよね。

商品の説明には
「Two CDs. Japan was an English new wave band formed in London in 1974 by David Sylvian (vocals, guitar, keyboards), Steve Jansen (drums), Richard Barbieri (keyboards) and Mick Karn (bass guitar). They started out as a glam rock-inspired band but developed their sound to incorporate electronic music and art rock influences, eventually becoming an influence on the 1980s New Romantic scene in the UK, although the band themselves were not a part of it. This set was recorded at The Budokan, Tokyo in December 1982 and was their fifth from last show on that tour. The band had become friends with Yellow Magic Orchestra who joined them on some of the performances here – “Bamboo Music” is a duet featuring Akiko Yano, and “Taking Islands In Africa” features Yukihiro Takahashi. Ryuichi Sakamoto also plays on those tracks.」と書かれています。

さて、早速CDを車に読み込ませて、問題の場所を聞くと「ん?」。
ちょっと心配になって、今度はMacBooKに取り込んで、スマホに転送して聞いてみるとやっぱり。ずっと気になっていたDavidの発言がはっきり聞き取れました。
なんと、David Sylvianは幸広さんを「KOKODE WATASHI NO ////// OKUSAN WO SYOUKAI SHIMASU」といっているではありませんか。なんでやって思いましたが、感性も一気に増量して、曲が始まりました。

Taking islands in Africa Watch the slow boat hit and run…

なんか坂本龍一氏が関わっていることも相まって、見事にそんな雰囲気の曲。1980年のものです。
今回の出来事は悲しいですが、それをきっかけにまた1980年サウンドにもどってずっと聞いています。
ご冥福をお祈りします。
もう、Mick Karnも亡くなっていますから、JAPANでの独特なベースも聞くことはできません。

高橋幸宏さんをドラムスの師匠としていたであろうJAPANのSteve Jansen氏はTwitterで
「言葉が見つからないが、私の人生を素晴らしいものだけで満たしてくれたこの特別な男のおかげで、私は一生分の素晴らしい思い出を持つことができ、とても幸せです。~love forever」とコメントを出したそうです。そうなんですよね、そうなんです。

Mixcloud
サウンドストリート DJ坂本龍一
1983年11月22日放送 NHK-FM
『デヴィッド・ボウイ選曲特集』
ゲスト:デヴィッド・ボウイ、ピーター・バラカン(通訳)

そうそう、この件でちょっと調べ物をしていて凄いものを発見してしまいました。
なんと昔のFM番組で、坂本龍一さんがDJ。そしてゲストがなんとDavid Bowie。そして、なんとこの番組に出演するだけのために来日したって,衝撃。
通訳がピーター・バラカンさん。去年かな、帯広のホテルで講演会やってました。ちゃんと聞きたかったけどチケット制で入れずでした。

どうしてこれだけのために来日したのか?どうやら「自分が好きな曲をかけてくれる番組なんてそうないからね」だそうです。1983年かぁ。
Bowieの名曲「1984」が迫ってるなぁと心配になっていた11月ですね。


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