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ルワンダ産のブルボン種

新しいコーヒー豆を焙煎しました。
今回購入したのはルワンダ産です。

品種はクラッシックブルボン、アラビカ種のものです。
こんな感じでブルボン種は丸みのある小粒のコーヒー豆。ブルボン種は原種に近い品種なので、他の品種に比べると病気にかかりやすく手間がかかるそうです。苦労して育てた人たちにちゃんとお金が落ちていて欲しいなと思います。

ルワンダの位置はこんな感じ。

「農業・林業・漁業がGDPの約25%を占め、多くの農民が小規模農地を所有している。主要な商用作物はコーヒー及び茶(輸出の約13%(2019、UNCOMTRADE))であり、高品質化により国際競争力を強化する政策をとっている。一方で、内陸国のために輸送費が高いという問題も抱えており、これを克服するために経済特区の整備やICT産業の振興に注力している。」
と書かれています。ルワンダの主力商品と言うことになりそうです。
国会議員の中の女性の割合が60%を超えていて世界で1位だそうです。女性の社会進出が進んでいるのでしょうが、コーヒー農園などではどんな感じなのでしょうね。気になります。

自分の中での「ルワンダ」の印象はやはり1990年代のルワンダ内戦です。そこからアップデートされていないだけなのですが、何万人、何十万人を超える虐殺が起こった内戦時代から、女性が積極的に色々な活動ができる国に変ってきていることに感動させられます。日本は逆に進みそうですからね。

あ、そういえば駄目そうな豆を取り除いているときに、繊維状のものが結構出てきていて、最近の他の豆ではあまり見ないので、もう少しクオリティーコントロールが必要なのかもなとか思ってしまいました。この写真でも12時の位置くらいに繊維状のものが写っていますね。

で、ルワンダのブルボン種は爽やかな酸味とコクのある甘みが特徴だそうです。
「ルワンダ」をスマホで検索しながら、パチパチ爆ぜる音。そして「へー」とか思いながら外務省のページとか見ているうちに、ピチピチと二度目の爆ぜる音。

おすすめの焙煎度合いは、ハイローストからシティロースト。透明感のある爽やかな酸味はとても繊細で、ローストを深くしすぎてしまうとせっかくの特徴が失われてしまいますって書いてありました。
はい、今回の焙煎は失敗と言うことになりますね。今日から飲もうと思いますが、残りの豆はシティーローストにしたいと思いますw


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コーヒー豆の販売サイトの情報だとこんな感じでした。

 コーヒーの生産は100年の歴史があります。2002年、スペシャルティコーヒー生産に転換し、小生産者によるコーヒー品質のバラつきを、組合管理下移行による品質の安定化に成功しました。
現在70以上のウエットミルがあり、労働者の教育、スキルアップに努めています。
チェリーは農園で熟度差により選別され、水槽にてチェリーの洗浄と比重選別により、未熟豆や不純物が除去されます。

 果肉除去のあと36時間の醗酵、水洗、パーチメントの選別、そして再度24時間水に浸し、アフリカンベッドでの乾燥が行なわれ、そこで欠点豆がハンドピックされます。乾燥は14日から21日間かかり、水分は10.5%で仕上げられます。

自分は焙煎前に再度水洗しているのですが、その時色々浮かんできます。繊維質は気になるんですよねぇ、ルワンダでの取り残しを日本でハンドピッキング中ですw、協働作業

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