そうか、秋田県は勉強ができるだけじゃなくてこういうことができるのかと思ったのは挨拶です。
ちょっとその辺にも熊が出るという話だったので、何キロかはなれた公園に降ろしてもらって熊がいそうな場所を歩いて街に移動しました。そこで見た標識はこれです。や、これ明らかにヒグマなんだから、誇大広告ですよね。こっちもわざわざ山に行くのは「勝てる可能性がある」からなのに、こんなのだったら絶地に無理です。
残念ながらなんの痕跡も見つけることができず、ピークを超えてしまいましたが、色々と勉強になるなと思いました。
まあ、遭わなかったのは逆に良かったのでしょうから、そのあと色々と見ながら街に降りて行ってうろうろしてきました。こんなにたくさんのヤマブドウも獲られないで終わっているので、きっとここには最近クマは来ていないのではないかなと思いました。
街に降りてくるとすれ違う人たちも出てきます。自分は完全に季節感のない薄着で、さらに見た目的にもアレなんですが、みんな「おはようございます!」と声をかけてくれます。狭い街なので、完全になんなのこいつ状態なのですが、そんなの関係ないんですよね。こっちはさらにカメラを肩からかけて、訳のわからない被写体にレンズを向けているのですからねぇ。
こんな感じで杉が出荷されるのかぁとか、この銀杏このあと一斉に落ちたらめっちゃ臭いだろうなぁとかなんですよ、撮影対象は。
長いトンネルもこうやってみるとなかなか面白くて、ライトの並び方を目で追うと、ん?ってなりますよね。なんかクラインの壺みたい。
ってことで、ゴール間近になって、いやーでかいジョロウグモだなぁなんて思ってたら、向こうから来た小学生が元気に「こんにちは〜!」と声をかけてくれました。キックボードしながら。いいですね、やっぱりたとえば勉強だけできるんじゃなくて、勉強も挨拶もできるのがいいですよね。なんなら勉強なんてからっきしダメでも挨拶はバシッとできますよっていう方がまともってことですもんね。
そんなことを感じながら、なんでこんなに挨拶できねーのかねぇ・・・って思う生活が再開中です。
ってことで、せっかく挨拶に行ったのにツキノワグマには会えなかった話でした。
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