今回は「THKものづくり0.」の成果発表会に参加しています。
「スムーズな動き」によって世の中の課題を解決するものづくりのアイデアに応募して、「氷柱撤去機〜危ない!少年に氷柱を持たせるな!」ということでエントリーしました。
これがなかなか大変で、LMガイドというスムーズに動く装置などを、「家」に似せたアルミ板に取り付けたり、撤去装置をどのように作用させるのかなど「fusion」という3Dのアプリ上だとスムーズに動くものの、実際に作成する段になって「絶句の連続」でした。
最後の最後には「そもそも何で金属で作るって話になったんだ」ってことにまでなってしまい「格好良さそうだったから」という話を聞いて、全員が「ん〜」となってしまいました。
LMガイド自体は大変精度が高いので、それをきっちり動かすには高い精度で金属に細工をする必要があるのです。
5mmのアルミ板にハンドドリルで穴を開けようとしましたが、その時点でなかなか大変。おまけにまっすぐ開くはずもなく「少しずれている」のです。ところが精度の高さと曖昧さで、まともに動きません。
苦肉の策で、元の学校の卒業生、保護者の方にヘルプの連絡。
プロ中のプロなので安心なのですが「お願いするのが遅すぎる」ので、ひたすら迷惑をかけまくり。
それでもそこは職人気質、夜中になっているのに「すぱっ」と入れたいために「すみません、もうワンカットさせてきうださい!」という話の連続で、最終的にはうまく行きました。本当、感謝しかありません。
そして、見たこともない世界を見せてもらって大変感動いたしました。
だって、0.001mm単位で加工できる機械って本当にすごいなと思ってしまいますよね、普通は。
最後の最後までステッピングモーターで苦労しましたが、結局色々問題があることが解決できませんでしたが、まあ実に勉強になりました。
構想も工作も上手くできましたが、最終的な稼働はこの後になりそうです。
東京に来てからも秋葉原の「秋月電子」にお邪魔して相談に乗ってもらいました。東京すごいなぁ・・・こういう時には本当にそう思います。
だってこーどの専門店もあるわけで、タイムラグがほぼない状況で材料を入手できるのがすごいです・・・。
ということで、この研究はこの先も続けていくことになります。今回うまくいかなかった部分をしっかり解決して完成させたいと思います。くやしぃ。
そして秋月電子は今回初めてオンラインではなく、店舗に来ましたが、やばすぎました。激安商品を結構買ってしまったので、次の工作がめちゃくちゃ楽しみです。
とか言って、発表の翌日に再び行きましたが、分かったことは「激安商品」は油断したらどんなにたくさんあったとしても翌日なくなっているということです。
昨日、あまりにも安いので、白い文字の1桁デジタル表示のディスプレイ・・8って表示できるやつですね・・・それを174個購入したのですが・・・といっても一枚のシートについているだけなのですが・・・今日行ったらあんなにたくさんあったのにもう一つもなかったからです。
自己点滅式のLEDはまだたくさんあったので購入してしまいました。白青の点滅を100個、赤緑の点滅を100個ですw。
なんとなく冬とかクリスマスっぽくないですかね。
気温気圧湿度センサーも購入しましたが、これはきっと色々工夫しないとうまくできないですね。まあ、その表示にも必要になりそうなのでデジタル表示のものも購入したのですが、いつ完成を見るのでしょううかね・・・色々勉強しないとなと思います。時間だね、時間。
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