「どうなってるんだ、暑すぎるだろう、北海道。避暑地がまるで沖縄じゃねえか」というくらい、北海道の気温・・・特に昼の型買い一年になりました。でも、やはり季節は進む物で、DCMという大型ホームセンターでは既に入り口付近では除雪機、中に入ると暖房器具が売られていて、何だかなぁな気分になってしまいます。
夜、散歩をするとコオロギをはじめ、カンタンの声になって完全に秋なんです。世間を騒がせている、なぜか不快害虫扱いのクスサンも札幌市内に姿を現しています。

「少年の日の思い出」というヘルマン ヘッセの名作。
主人公の「ぼく」は昆虫採集が好きな少年。ある日、友人エーミールが珍しいガを手に入れると、強い嫉妬心に駆られ、衝動的にそのガを傷つけてしまう。取り返しのつかない行為を前に、友情は壊れ、少年は自らの弱さと罪を深く悔いることになる。美しいものへの憧れと所有欲、嫉妬と後悔を通して、人間の心の危うさと成長の契機が描かれているものですね。
その時、エーミールが手に入れた魅惑的なガが「オオカバマダラガ」だということです。ヤママユガの仲間なので、場所がカアって北海道だと「きもちわりー」とかいわれてしまってなんとも複雑な気持ちです。自分は十分美しいと思うのですがね。

そんな感じで非常に目につく季節の変化もありますが、足下に目を向けると小さく目立ちはしませんが確実に季節が進んでいます。自分はかなり注意して歩いている方だとは思いますが、昨日の朝には絶対になかったこれ。
強烈な大きさのテングタケです。毒という事ではありますがうま味成分も多いという事で、一回食べてみたい物だとは思っているのですが、ちょっとやらかすとあまりにもかっこ悪いので・・・「やると思ったよ、いつか」といわれるのが確定ですからね。もう一種類はわかりません。何だろう・・・食べられそうではあるw


では種子植物的には秋ってどんなイメージでしょう?今年は残念ながらまだ暑い日もあるので、花の季節が長くなっているような気はしますが、自分的にはキキョウかなと思っています。先日歩いてみると、ある方の庭に咲いていて、このつぼみが開く瞬間を見てみたいなと思っているんですよね。


このクリの木は公園にありました。獲るのはタイミングなんでしょうね・・・