Wisdom96 Blog Version5

Don’t you wonder sometimes ?

海 魚 貝

青森県産のワカサギ

いつものスーパー。まあ、スーパーマーケットというよりは魚屋さんと八百屋さんが合体した感じで、「会話の成立する店」なのです。
「***だから買って帰って」とか「***だから安くしておいたわ」というのが普通に飛び交っています。
先日「ナガヅカ」という魚が売られていて、それを購入するときも店側としてはおそらく「捌いて渡す」前提だったのでしょうが、「魚を捌くのが趣味」なので、自分はそのまま持ち帰り。
その時「この魚、卵巣や内臓類は食べるの禁止って知ってますか?」と声をかけてもらったのです。
まあ、命を落とすことにまではならないでしょうが、体調が優れないという状況にはなったかも知れませんので本当に良かったなと思います。

画像
こんな魚でした、ナガヅカ。「長い柄」ってことみたいですね、語源は。

さて、これも半額で売られていました。この後北海道では結氷した湖などで釣りが始まるワカサギです。
淡水魚でもあり海水魚でもある、つまり回遊するんですね。
産地を見ると「青森産」になっていました。全然関係のない魚なのに、「青森 淡水魚」というのは最近ニュースになった寄生虫関連に短絡してしまいます。

11月29日に報道されたこれですね。

 青森県は29日、寄生虫に起因してかゆみや腫れが出る「皮膚爬行症」とみられる患者が9月下旬以降、県内で約130人に上ったと明らかにした。多くの人が淡水魚のシラウオを生食しており、一部の検体からは寄生虫の一種「顎口虫」を確認。県は顎口虫が皮膚の下をはうことで起きた症状とみて、生食をしないよう注意を呼びかけている。
 県によると、いずれも命に別条はない。患者の多数が、小川原湖(青森県東北町)名産のシラウオを生で食べていた。
 顎口虫の幼虫が寄生する淡水魚や動物の肉を加熱せずに食べると、幼虫が皮下組織に移動し、かゆみや腫れを引き起こすことがある。

先日生徒が「先生、アニサキスにやられたことありますか?」ときいてきたのです。自作のシメサバにいたらしく、夜中中悶絶し、翌日病院にいって鼻からカメラを入れて取り除き、しかも標本としてもらったらしいです。

画像
手ぶれするほどうまかったシメサバ!もちろんアニサキスはいません!

これらすべてがタイムリーすぎて、勝手に脳内でリンクしてしまいましたが、何のことはない生食しなきゃ良いだけですから、小さいですが素揚げにして南蛮漬けを作りました。あまりにも美味しいので、揚げた先からどんどん食べたりになりましたが…

これも「売れ残ったらいやなので一人一つは買って帰ってよ!もう半額にしたんだから!」ってな感じでした。つまり青森から運んできたにもかかわらず1パック100円なのです。
その時は既に大量の魚を購入した後なので、自制心が働きましたが、揚げている途中では「もう一パック買えば良かったな」ですw。

画像

食べている途中の「耳石の食感」がなかなか良い感じです。ゆっくり食べて耳石の取り出しに挑戦しようと思います。サンプルは沢山あるので。

返信する

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です