阿寒湖の近くに二つの湖、ペンケトー・パンケトーが見られる双湖台 二つの火山、雄阿寒岳・雌阿寒岳が見られる双岳台という二つの撮影スポットがあります。
今回は「双岳台」でだけ撮影に停車しました。天候の関係というのが大きいです。
双岳台から見える雄阿寒岳は北海道釧路市阿寒町にある第四紀火山で、過去1万年以内に噴火していたことが判明したとして2011年6月7日に活火山に選定されました。確かに標高の高いところには木が生えていない様子がわかります。
山頂付近から山麓にかけて、 地滑りをしたような山肌が露呈している筋が見えています。これは、 1993年1月15日に北海道道東地域を襲った釧路沖地震(マグニチュード7.5)によって、雄阿寒岳が裂けた亀裂痕なのだそうです。
この時期ですから、普通の人たちは登山していなかったでしょうから、まだ良いのでしょうが、夏のハイシーズンだったら大変だっただろうなと思います。
一方、奥に見えている雌阿寒岳は現在も活発に活動している活火山です。百名山にも登録されていますので、今度チャンスがあったら登ってみようと思います。割と活発に活動している火山なので注意しながらですね。
現在、火山の学習から地震の学習に進んできています。でも、色々と学習すると不思議なことが沢山あるし、見に行きたいってなってくると思います。是非、そんな気持ちを本当にスイッチを押して「観察」にいって欲しいなと思います。まずは近くのカルデラ湖を見に行って、できれば樽前山の上からその様子を見て欲しいなと思います。洞爺湖と支笏湖を比較したり、それぞれの博物館を見に行ってみるというのはもの凄く勉強になるのでは?と思うのです。
例えば支笏湖と恵庭岳。タイミングが合うとこんな虹が見えたりします。
洞爺湖もカルデラ湖が形成された後にできた中島。綺麗に見えますし、その奥には羊蹄山が見えています。この辺の位置関係を見てみると、まさに火山列を成しています。花火大会も開催されていますので、有珠山から撮影するときっとめちゃくちゃ綺麗な写真を撮れそうなので、実はちょっと狙っています。
何も知らない状態でいくのではなく、ちょっと勉強してやる気スイッチが半押しくらいの状況でいくのが一番良さそうですよね。
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