コケ植物の研究をしたいという話が出てきています。なんだかメチャクチャ楽しそうですが、色々と工夫しなければうまくいかないような気がしています。それを一緒に考えるのもまた楽しいです。
きっかけになったのは、どこかのサイトで「コケは二酸化炭素を膨大な量固定することができる」と書いていたからという話でした。そして実験計画や心配なこととしては「コケは成長が遅いので」という話も出てきていましたので、それって話にあまり整合性がなさそうだよねということになったのです。
いろいろ話をしていると、どうやらそのコケの話は「湿地帯などのミズゴケ」がなかなか分解されず、最終的には泥炭にまでなって、体内に蓄えた光合成産物が残るので結果的には二酸化炭素を固定したままの状態になるんだよという話だとわかりました。
泥炭とか湿地の話になっていろいろ面白いのですが、頭のどこかでは「ピートじゃん、ウイスキーじゃん」ってなってましたけどw
で、コケに二酸化炭素を定量与えて、その量と成長の関係を調べたいということなのですが、なんだかいろいろ大変そうですね。
寒天培地でやった方が水の量などをコントロールできてより正確なデータを解くことができるような気がしています。幸い、オートクレーブなどもあるので、うまく利用して展開できればいいなと思います。
そういえば、ミズゴケではないのですが、道南の大沼公園で散歩しながら採取してきた割とすごいコケがあるので、それを提供しようかな?増やしてくれたら嬉しいし。
ということで、良い結果〜しっかりしたデータを集められるかどうか〜をこちらでも考えて取り組みを進めてもらうようにしたいなと思いました。
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