顕微鏡観察をして画像を残すのに、最近はもっぱらスマホを押しつけて撮影する事が増えました。というか、コンデジにアダプターをつけて撮影する装置も持っていますが、カメラの性能がもう完全にスマホの方が数段高機能なので、画質を追求すると必然的にスマホ利用になってしまいます。
固定する治具を作成すれば良いのですが、それをしていないので、悪戦苦闘しているのは事実なのですが、まあうまくいくと良い感じに撮影できていました。
そうか、実際にはこうなのかと思わされることもあってもの凄く良かったです。
そして時代が進み、iPhoneの機種変更をした結果、カメラが3眼になりました。画質が飛躍的にあがって、ただの夕方の水田でさえ、こんなクオリティーでとれてしまいます。凄い世の中になったよなと思いますし、同時に周りがみんなカメラマンで面白い&恐ろしい時代になったなとも思います。
ところがですよ、この3眼のカメラで顕微鏡撮影するとなかなかやっかいなことに気がつきました。コロコロと撮影するカメラが変わるのです。「よし!これはピントがあうぜ!」となりそうなときカメラが変わるのです。で、仕方ないので旧スマホを再充電していました。
昨日、水槽を見るとサカマキガイが産卵していました。顕微鏡で見ると胚が良い感じで成長しています。3眼のスマホしか持っていません。旧スマホも充電されていません&取りに行くのも面倒です。
しかたなく撮影を試みると、やはりカメラがコロコロとチェンジしてしまいます。ん、ちょっとモード変更してみるかな?ということで、「もっと離れてください」とかいう「アドバイス」をしてくる「ポートレートモード」で撮影してみると、カメラがコロコロ変わらないのです。おまけに「離れてください」とも言いません。
なんだよ、こんな手があったのかということで、撮影してみた結果がこれでした。
あとは治具をつくれば良いんですよね、本当は。そうすれば、安定して動画も撮れるはずなので。
ということで、顕微鏡写真撮影ガジェットはポートレートモード@iPhone14ということでしばらくは行くことになりそうです。
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